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12月1日
12月27日(月)配信
先週(12月20日〜12月26日)は、日本製鉄が、電動自動車(EV)などに使う電磁鋼板の技術を巡り、流通を担う三井物産に対しても特許侵害訴訟を起こしていたとのニュースが伝わった。
日本経済新聞などは23日、日本製鉄が電動自動車(EV)などのモーターに使われる「無方向性電磁鋼板」の特許を侵害されたとして、三井物産を東京地裁に提訴していたことが、同日にわかったと報じた。提訴は12月10日付だという。 日鉄は10月に同様の訴訟をトヨタ自動車と中国の鉄鋼最大手、宝山鋼鉄を相手取って起こしている。記事では、両社の取引に三井物産がかかわっているとみているとしている。
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漫画を無断で掲載した海賊版サイト「漫画村」に広告を出していた広告会社2社に対し、著作権の侵害をほう助したとして、作品を無断で掲載された漫画家の赤松健さんが合計1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。各紙によると、裁判長は2社の行為を著作権侵害のほう助に当たると認定し、請求額全額の支払いを命じた。漫画の海賊版サイトに広告を出す事業者の責任を認める判決は初めてとされる。
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「ユニクロ」などのセルフレジに使われているIDタグなどで商品を自動識別する技術(RFID)の特許をめぐり、争っていたファーストリテイリングとアスタリスク(大阪市)などは24日、全面的に和解したと発表した。和解は23日付。和解条件は非公表。
ファストリは、アスタリスクが開発し、現在はNIP(滋賀県守山市)が保有するRFIDの特許の有効性を認め、アスタリスク側は、ユニクロで使われているセルフレジが自社の特許出願が公開される前からファストリによって独自開発され、使用されていたことを認めたとしている。これにより、アスタリスク側は一連の特許権侵害訴訟などを取り下げ、ファストリは無効審判請求を取り下げたという。
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NHKは25日、政府が、公開が原則の特許出願について、安全保障上重要だと判断した場合は非公開とする制度を導入する方針を固めたと報じた。公開した場合に得られたはずの特許料収入を補償金という形で国が拠出し、出願者が不利益を被らないようにする制度も整備するという。
同様の内容について、26日付日本経済新聞は、政府が審査のために国家安全保障局(NSS)や防衛省などで省庁横断チームをつくり、ウラン濃縮技術などの軍事関連や量子などの先端技術に対象分野をしぼって審査すると報じている。公開制限する特許は年間で数十件を想定、特許料収入としてその後の20年間程度で得られるはずのライセンス料を国が補償するとしている。さらに、記事では、これらをまとめた経済安全保障推進法案について、政府は2022年1月にも骨格を公表し、2月に閣議決定、23年度の運用開始をめざすと伝えている。
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動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に編み物の動画を投稿しているユーチューバーの女性が、編み物動画を投稿している別のユーチューバーから著作権侵害を申し立てられて動画を削除され、精神的苦痛を被ったとして合計118万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、京都地裁であった。同日付京都新聞によると、同裁判で、女性の動画は著作権侵害にあたらず、削除によって精神的苦痛を負ったとして、被告側に約7万円の賠償を命じたと報じている。裁判長は、「著作権侵害を通知する者は、侵害の有無について一定の確認をお子合うべき」などと指摘したという。
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ファーウェイは21日、バッファローと特許ライセンス契約に合意したと発表した。バッファローはファーウェイのWi-Fi6標準必須特許(SEP)のライセンスを取得する。
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