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1月12日
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6月17日(月)配信
先週(6月10日〜6月16日)は、日本語の辞書データを無断で使用した中国の辞書検索サイトが閉鎖されたニュースなどが報じられた。
コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は6月10日、日本で出版されている辞書のデータなどを無許可で使用した中国の辞書検索サイト「Sora」が閉鎖されたと発表した。閉鎖が確認されたのは4月25日。
Soraは、37に上る日本語辞書サイトの膨大なデータをもとに、検索した日本語の単語の意味や用例などを表示させる辞書サイトで、日本人をターゲットに運営し、多くのアクセスを集めていたという。
辞書の権利を持つ出版社が運営者の情報開示請求を行ったところ、中国在住の男が運営している可能性が浮上し、相談を受けたCODAの北京事務所が2024年3月初頭、男が住む南京市の公安当局に苦情申し立てを提出。同月から公安による男への事情聴取や、男の行為が著作権侵害にあたるとした警告が行われ、4月25日の閉鎖確認に至ったという。
CODAによると、Soraの一部は中国国内からアクセスできないよう「ジオブロッキング(地域視聴制限)」をしており、中国国内での侵害実態がない状況を装っていた。
【参照ソース・ニュース】
6月10日に投開票が行われた栃木県鹿沼市長選挙で落選した候補者の陣営が作成して配布したビラが、人気漫画「スラムダンク」の映画ポスターに酷似しているとして、著作権法に抵触する可能性を指摘する声が上がっている。複数のメディアが報じた。
落選した候補者は自民、公明の推薦を受けて立候補しており、ビラには候補者を中心に、栃木県を地元とする茂木敏充自民党幹事長や福田富一栃木県知事らがバスケットボールのユニフォームを着た形で描かれている。その構図やデザイン、配置されたテキストなどが、同作を原作にした映画「THE FIRST SLAM DUNK」を彷彿させるとの声が上がっている。
6月12日付下野新聞によると、ビラは、落選した候補者の後援会による依頼を受け、支持者の60代男性がデザインしたものだという。
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