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11月24日
6月29日(月)配信
先週(6月22日〜6月28日)は、ソニーとパナソニックの有機ELディスプレイ事業を統合して生まれたJOLEDが、サムスン電子と傘下企業を有機ELの特許侵害で訴えたニュースなどが伝わった。
ソニーとパナソニックの有機ELディスプレイ事業を統合して生まれたJOLEDは22日、サムスン電子などに対し、有機EL関連の特許権を侵害したとして米独の裁判所に特許権侵害訴訟を起こしたと発表した。JOLEDは全世界で約4000件の有機EL関連特許を登録・出願しており、特許を活用したライセンスビジネスも展開している。
米国での訴訟は、サムスン電子、サムスンディスプレイ、サムスン電子アメリカを相手にテキサス州西部地区連邦裁判所で提起した。「ギャラクシー」ブランドのスマートフォンが、特許権を侵害したとして、損害賠償などを求めている。
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グーグルは米国時間25日、同社が今年立ち上げるニュースサービス向けに「高い質のコンテンツ」を提供するメディアに対して記事の使用料を支払うライセンスプログラムを導入すると発表した。手始めに、ドイツ、オーストラリア、ブラジルのメディアと提携し、サービスを始める。
さらに、グーグルは提携するメディアが自社サイトで提供する一部の有料記事についても、ユーザーが無料でアクセスできるよう使用料を支払う方針などを示している。
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アスタリスクは22日、ジーユーが各店舗で導入し始めた新型セルフレジが、自社のRFID読み取り装置関連特許を侵害しているとして、16日付で大阪地裁に特許権侵害訴訟を起こしたと発表した。
アスタリスクは、ジーユーの親会社であるファーストリテイリングや、同社傘下で同様のセルフレジを導入しているユニクロに対しても、特許権侵害訴訟を起こし、争っている。ジーユーにおいても、今年3月頃から同レジが展開され出した事実が判明したため、今回の提訴に踏み切ったという。
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アマゾン・ドット・コムは24日、偽造品の出品・販売者に対して法的責任を追及する「偽造品犯罪対策チーム」を新たに設置したと発表した。チームはグローバルな人材で構成され、元連邦検察官や捜査官、データアナリストなどがいるという。
アマゾンはこれまでも偽造品防止プログラムを導入し対策を講じてきたが、今回の新チームは、不正行為者がこの防止プログラムを逃れ、規約違反の偽造品を出品した事例を調査する。新チームは、データマイニングなどの様々な手法を駆使して不正行為者を特定し、これらの違反者には金銭的な罰則や民事訴訟、刑事訴追を通じて責任を追及していくとしている。
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