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12月15日
1月25日(月)配信
先週(1月18日〜1月24日)は、日本電産がハードディスクドライブ(HDD)関連の特許権を侵害されたとして米シーゲイト・テクノロジーを提訴したニュースが報じられた。
このほか、グーグルによる報道メディアへのライセンス料支払いをめぐり、同社がフランスで各社と合意したとのニュースが流れた一方で、オーストラリアでは支払いを義務付ける法案の内容をめぐって現地政府と対立していることが伝えられた。
日本電産は20日、ハードディスクドライブ関連の米国特許を侵害しているとして米シーゲート・テクノロジーを米デラウェア州連邦地裁に提訴したと発表した。提訴は18日付。
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グーグルは21日、フランスの報道各社からなる団体「APIG」との間で、同社サービスでニュースコンテンツ等を表示する際にフランスの法律にもとづくライセンス料を支払うことで合意したと発表した。同社が2020年に立ち上げたニュース記事のライセンスプログラム「ニュース・ショーケース」の枠組みでライセンス料の支払いを開始する。グーグルは各社と個別でライセンス契約を締結する。ライセンス料は、各媒体の発効部数やウェブサイトの月間ユーザー数などをもとに決める。
グーグルによると、これらの媒体の中には、フランスの主要紙であるル・モンドやフィガロ、リベラシオンなどが含まれているという。
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グーグルは22日、オーストラリアで同社の検索サービスなどがニュース記事を表示する際にメディアへの使用料の支払いを求める法律が検討されていることに対して「深刻な懸念」を示し、法制化された場合には同国での検索サービスの利用を停止せざるを得なくなるとの考えを示した。
グーグルは、オーストラリア政府が検討している法案について、もっとも懸念している点として、検索結果に表示されるリンクとスニペット(検索結果で表示される文章の一部分、切れ端)に使用料を支払うことが求められている点を挙げており、「我々のビジネスとデジタル経済にとって受け入れがたい前例となるだろう」としている。
グーグルは対案として、2020年に立ち上げたニュース記事のライセンスプログラム「ニュース・ショーケース」の枠組みを通じたメディア各社への支払いを提案している。同社は前日、フランスの報道団体との間で同ライセンスプログラムを活用したライセンス料の支払いで合意したことを発表している。
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中国で「香川小豆島」という商標が出願され、香川県が中国商標局に異議を申し立てていた件で、同県はこのほど、中国当局が意義申し立てを認め、登録申請を棄却する決定をしたと発表した。「小豆島」は日本の香川県にある有名な観光島で、中国の公衆に知られている外国地名であり、商標とすることができないと判断したという。
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