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3月9日
5月23日(月)配信
先週(5月16日〜5月22日)は、「ファスト映画」の投稿者らに対し、映画会社やテレビ局などが著作権侵害を受けたとして5億円の損害賠償を求める訴訟を起こしたニュースなどが報じられた。
映画を無断で10分程度に編集した「ファスト映画」を公開した男女3人に対し、大手映画会社やテレビ局などの13社が5月19日、著作権を侵害されたとして5億円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こした。13社には、東映、東宝、TBS、日本テレビなどどが含まれ、これらの企業はコンテンツ海外流通促進機構(CODA)や日本映像ソフト協会(JVA)に所属している。
被告の3人は2021年6月、全国で初めてファスト映画を巡る著作権法違反容疑で宮城県警に逮捕され、すでに執行猶予付きの有罪判決が確定している。 CODAによると、原告13社は被害を受けたとする作品に関連した「ファスト映画」の再生回数から損害額を20億円相当と算定し、今回の訴訟で最低限の損害回復を求めるとして、このうち5億円分の支払いを求めた。
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アステラス製薬は5月20日、米国で販売している心機能検査補助剤「レキスキャン」が特許侵害を受けたとする同社の訴えに対し、米デラウゥア州連邦地裁がこれを認めない判決を下したと発表した。
アステラス製薬は、米製薬会社ホスピラが、レキスキャンの特許が満了する前に、同薬の後発品を製造販売するための承認を求める簡略新薬申請を米食品医薬品局(FDA)に提出したことから、特許侵害訴訟を起こしていた。
同社は今後、上訴し、訴訟が決着するまでの間、ホスピラがレジスキャンの後発品販売を停止するための措置を取るとしている。
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日本音楽著作権協会(JASRAC)は5月18日、2021年度の音楽著作物使用料の徴収額が前年度比3.6%増の1167億3000万円、権利者への分配額が3.9%減の1159億7000万円だったと発表した。徴収額は過去2番目、分配額は過去3番目の実績となった。ともに、新型コロナウイルス感染症の影響を引き続き受けたものの、デジタル化・オンライン化を背景にインタラクティブ配信が好調を維持した。
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