〜
1月26日
11月21日(月)配信
先週(11月14日〜11月20日)は、「ファスト映画」をユーチューブに無断公開し著作権法違反で有罪が確定した3人に対し、大手映画会社13社が5億円の損害賠償を求めた訴訟で、このうち2人に対し請求通り5億円の賠償を命じる判決が下されたニュースなどが注目された。
映画を無断で10分程度に編集した「ファスト映画」を動画公開サイトに公開したとして、大手映画会社13社が男女3人に5億円の損害賠償を求めた訴訟で、3人のうち2人に対する判決が17日、東京地裁であった。判決は請求通り2人に総額5億円の賠償を命じた。ファスト映画による賠償命令が下されたのは初。各メディアが同日付で報じた。
3人のうち1人は海外に出国中だとみられ、審理が始まってないという。
報道によると、原告側は損害額を1再生回数あたり200円として被害総額を20億円と算出。最低限の被害回復分として5億円を請求した。被告が動画で得た利益は700万円程度とされる。2人の被告は訴訟で著作権を侵害したことなどの事実関係を争っていなかった。
被告の3人は2021年、宮城県警に逮捕され、ファスト映画による著作権法違反容疑で摘発された初のケースとなった。3人は現在、著作権法違反の罪で有罪が確定している。
【参照ソース・ニュース】
公正取引委員会は11月16日、グーグルやフェイスブックなどのプラットフォーム企業と、ニュースコンテンツを提供する報道機関との取引実態を調査すると発表した。手始めに、ニュースコンテンツを提供する事業者約300社を対象に、アンケート調査やヒアリング調査を行う。その後、グーグルなどのプラットフォーム側にも同様の調査を行うことが想定されているという。コンテンツの利用料や検索結果の表示順位について、競争法上の観点から、取引条件が明確化され、当事者間で適切な交渉が行われるよう、実効性のある提言を行うことが目的。
調査の対象として想定されるのは、Yahoo!ニュース、スマートニュース、Lineニュース、グノシー、Googleニュースなどの利用者が多いニュースプラットフォーム。
【参照ソース・ニュース】
政府は、メタバース(仮想空間)における知的財産保護に向けた法整備の検討を始める。21日に官民連携会議を立ち上げる。
【参照ソース・ニュース】
ロート製薬が製造販売する美容液の偽物をネットで販売したとして、大阪府警は31歳の中国籍の女を医薬品医療機器法違反と商標法違反の容疑で逮捕した。各メディアが報じた。
容疑者が販売していたのは美容液「メラノCC」の偽物。幅広い世代に人気の商品だという。
【参照ソース・ニュース】
こんな記事も読まれています