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1月12日
2月20日(月)配信
先週(2月13日〜2月19日)は、大手自動車メーカーのロゴが入ったエアバッグの偽造品が販売されていた事件との関連で、これらの偽造品が海外に輸出されていたことから、容疑者が関税法違反の疑いで再逮捕されたニュースなどが報じられた。
大手自動車メーカーのロゴを付けた偽のエアバッグを販売目的で所持したとして逮捕された中古車販売会社の従業員4人が、これらの偽造品を輸出しようとしたとして、2月16日、関税法違反の疑いで警視庁に再逮捕された。容疑者らは昨年11月ごろに、日本の大手自動車メーカーの偽のエンブレムを付けたエアバッグ12個を米国に不正に輸出しようとしたところ、成田空港の税関で差し止められたという。
複数のメディアの報道によると、容疑者らは通販サイトで偽造品を販売しており、約40カ国に輸出、2億8000万円以上を売り上げたとみられている。
容疑者らはパキスタン国籍で群馬県に在住。トヨタ自動車やホンダ、日産自動車のロゴを無断で使用し偽エアバッグを製造し、正規品と偽ってネットオークションで販売していたとして、商標法違反の疑いで1月26日に警視庁に逮捕されていた。
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特許庁は、ドワンゴによる「ゆっくり実況」「ゆっくり解説」「ゆっくり劇場」の商標登録出願を2月7日付で拒絶した。ドワンゴは2月13日に公式ツイッターで拒絶理由通知書を同日付で受領したと発表し、内容について自社の見解と「概ね一致」しており、こうした判断が示されたことに対して「歓迎する」考えを示した。さらに16日には、この結果について「喜ばしい進捗」だとツイート。「そもそも『ゆっくり〇〇』は動画のジャンルやカテゴリー、動画の内容を示す表示として広く一般に使用されており、特定の企業や個人が独占すべき文字列ではない」との見解を示した。同社は、これらの商標出願を第三者による出願を防ぐ目的で行った経緯があり、仮に登録された場合も、一切の権利行使を行わない考えを表明していた。
特許庁は「ゆっくり劇場」「ゆっくり解説」の出願に対する拒絶理由として、「商品の品質又は役務の質(内容)を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなるものと認められる」などと指摘。「ゆっくり実況」に対しては「自他商品・役務の識別標識としての機能を果し得ないものというべき」とした。
同問題の発端は、動画配信サイトの人気コンテンツのジャンル名として定着している「ゆっくり茶番劇」を第三者が昨年5月に商標登録したことを明らかにし、利用者に使用料を求める考えを示したためにインターネット上で騒動となったことにある。なお、この人物はすでに同商標の抹消登録申請を特許庁に行って受理されている。
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複数のメディアが2月15日、新潟県警が商標法違反、著作権法違反、不正競争防止法違反の疑いで千葉県松戸市の男を同日付で逮捕したと報じた。
新潟テレビ21の15日付報道によると、同容疑者は、設計ソフトなどの2つの製品を正規品に類似した商標を付けてインターネットオークションに無断で出品。定額支払いが必要なサブスクリプション商品であるにもかかわらず、不正にライセンス認証システムを回避するプログラムも付けて販売しており、少なくとも230万円を売り上げていたという。
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