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1月19日
5月27日(月)配信
先週(5月20日〜5月26日)は、政府の知財戦略本部がとりまとめる「知的財産推進計画2024」に、AIを活用した創作物についても「自然人を発明者とすべき」との見解が盛り込まれるとしたニュースなどが報じられた。
複数のメディアが5月24日に報じたところによると、政府の知的財産戦略本部が6月上旬にとりまとめる「知的財産推進計画2024」に、AIを利用した創作物でも人間を「発明者」とするべきだとの見解を盛り込む方針であることがわかったという。読売新聞の報道によると、現在のAIの技術水準では、人間が関与しないところでAIが自律的に創作活動を行っている事実は確認できないとして、「自然人の発明者を認定すべき」と指摘する考えだという。
一方、AIの技術が急速に発展し、自律的に創作活動を行えるようになった場合は、技術動向やニーズに合わせて対応を検討するとした。
【参照ソース・ニュース】
シャープは5月24日、中国のシャオミと無線通信技術の特許に関するクロスライセンス契約を締結したと発表した。これにより、シャープは2022年に中国でシャオミに対して起こした訴訟を取り下げる。
【参照ソース・ニュース】
米オープンAIと米メディア大手ニューズ・コーポレーションは5月22日、ニューズコープのニュースコンテンツをオープンAIで利用する複数年契約を結んだと発表した。オープンAIはユーザーの質問に対する回答に記事コンテンツを表示したり、自社製品の強化にコンテンツを利用できるようになる。
ニューズコープは傘下に「ウォール・ストリートジャーナル(WSJ)」「バロンズ」「ニューヨークポスト」「タイムズ」など多数のメディアを抱えており、これらの記事やアーカイブへのアクセスができるようになる。
22日付WSJの記事によると、契約は5年でオープンAIがニューズコープに支払う契約金は2億5000万ドル以上に上る可能性があるという。
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