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5月11日
4月28日(月)配信
先週(4月21日〜4月27日)は、アマゾンが出品された医療機器の偽造品への対応を怠ったとして正規品を出品していた事業者に損害賠償を求められた訴訟の判決で、東京地裁がアマゾン側に3500万円の賠償を命じたニュースなどが報じられた。
ネット通販の「アマゾン」が出品された偽造品に対する適切な対応を怠ったとして、正規品を出品する国内企業2社から合計約2億8000万円の損害賠償を求められた訴訟の判決で、東京地裁は4月25日、運営企業のアマゾンジャパンに3500万円を支払うよう命じた。複数のメディアが報じた。
アマゾンを訴えたのは、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターを製造する「トライアンドイー」と販売を受託する「エクセルプラン」の2社。判決では、エクセルプランに対する賠償のみが認められた。
アマゾンでは、すでに販売されている商品と同一品が別の業者から出品される場合、商品情報を同一ページに集約する「相乗り出品」の仕組みが使われている。NHKの25日付報道によると、2021年、安価な中国製偽造品が同機能でまとめて表示されたため、エクセルプランがアマゾンに対応を依頼。しかし、正規品も含めたページ全体が削除されてしまい、売り上げが減少したとしてアマゾンジャパンに賠償を求めた。同報道によると、地裁は25日の判決で、「偽造品の調査をせずに正規品も含めたページ全体を削除したのは重い過失にあたる」などと指摘したほか、アマゾンジャパン側がこうしたトラブルの責任を免れる免責条項があったことについて「重い過失の場合は無効だ」と判断したという。
【参照ソース・ニュース】
特許庁は4月28日、上場企業が投資家などのステークホルダーに対し、自社の知財・無形資産についての情報を開示する際の考え方や視点などを具体的に取りまとめたガイドブック「企業成長の道筋」を公開した。
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