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12月15日
8月19日(月)配信
8月5日〜8月18日の期間は、アップルが取引先の日本企業との間で、部品製造の技術や知識を無償で提供させる一方的な内容の契約を結んでいたことが公正取引委員会の調査で判明したとのニュースが伝わった。このほか、海賊版サイト「漫画村」で人気漫画の画像を無断掲載したとして、新たに一人の男が著作権法違反容疑で逮捕されたと報じられた。
8月6日付毎日新聞は、アップルが取引先の日本企業との間で、部品製造に必要な技術や知識を無償で提供させる契約を結んでいたことが公正取引委員会の調査でわかったと伝えた。同報道によると、日本企業側が「知的財産の侵害に当たる」として契約修正を求めたのに対し、アップル側が取引関係の解消を持ち出して押し通したとする訴えもあったという。公取委は、こうした行為が独禁法が禁じる「優越的地位の乱用」に当たるかを精査しているという。
公取委は1月23日、「デジタルプラットフォーマー」と呼ばれるグーグルやアマゾン、アップル、フェイスブックなどの取引慣行についての実態調査を開始。その一環として、競争上の問題となる取引実態などの情報収集のための情報提供窓口を設置していた。
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複数のメディアによると、人気漫画を無断掲載していた海賊版サイト「漫画村」の著作権法違反事件で、福岡県警などの合同捜査本部は10日、人気漫画「ワンピース」の画像を無断で掲載したとして、新たに一人の男を同法違反容疑で逮捕した。男は指名手配中だったという。
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海賊版サイト対策を検討する総務省の検討会議は5日に報告書をまとめ、8日発表した。 報告書では、海賊版サイトへの接続時に警告画面を表示する「アクセス警告方式」の実施については、憲法が保障する「通信の秘密」を侵害する恐れがあるため、実施は「困難」と結論付けた。今後は、特定サイトへの接続を端末側で制限する「フィルタリング方式」による対策を進めていくことが望ましいとした。
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特許庁は8月6日、ASEAN諸国の特許当局トップと会合する「日ASEAN特許庁会合」を都内で開催した。会合では、知財協力の強化を目指した「日ASEAN知財共同声明2019」を採択したほか、2019年度の知財協力アクションプランに合意した。
共同声明には、先端技術分野での特許審査の基準整備に向けた協力体制を強化することのほか、特許出願の翻訳によって生じる問題の解決に向けた協力体制を構築することなどが盛り込まれた。
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