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1月26日
2月13日(火)配信
先週(2月5日〜2月11日)は、海賊版サイトによる漫画の「タダ読み」被害額が2023年に5069億円となり、前年から約25%減少したとする民間団体の調査結果などが伝わった。
出版社などからなる一般社団法人ABJは2月6日、海賊版サイトによって「タダ読み」された漫画の被害額が2023年に推定約3818億円に上ったと発表した。約5069億円だった2022年から24.6%減少した。これらはABJが把握している海賊版サイトの上位10サイトのうち計算可能なオンラインサイトから推計した結果で、ダウンロード型や11位以下のサイトは含まない。
発表によると、把握されている出版物の海賊版サイトは2024年1月1日現在で1176サイトある。このうち日本人向けは277サイトで、英語翻訳された海賊版サイトは446サイト。英語以外の各国語に翻訳された海賊版サイトは453サイトで、このうちベトナム語のサイトが160と多数を占めるという 。
海賊版サイトによるタダ読み被害は、コロナ禍における「巣ごもり需要」にけん引される形で2022年初頭まで急増。2021年の年間被害額は約1兆19億円に達した。しかし、その後、巨大サイトが相次いで摘発されると減少に転じた。
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