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9月28日
9月22日(月)配信
先週(9月15日〜9月21日)は、イタリアでAIの使用を包括的に規制する法律が成立したニュースなどが報じられた。
複数のメディアの報道によると、イタリア議会が9月17日、AIの使用を包括的に規制する法律を承認した。欧州連合(EU)で制定された「AI法」に準拠した法律がEU加盟国で成立するのは初めて。労働、医療、教育、司法、スポーツなど多分野にまたがる形でAIの使用を規制し、透明性と人による監視を義務付ける内容となっている。
18日付英紙ガーディアンによると、同法は、AIによって生成もしくは操作されたコンテンツを違法に拡散し、危害を加えた場合は1年~5年の禁固刑を科す内容となっている。また、14歳未満がAIにアクセスする場合は保護者の同意が必要となる。
著作権については、AIのサポートを受けてつくられた作品は、真の知的努力から生まれたものであれば保護されるとした。AIによるテキストマイニング、データマイニングは、著作権のないコンテンツを対象に許可され、また、認可を受けた機関による科学研究に対してのみ許可される。
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政府は9月19日、デジタル関連産業の海外展開を促進させるための関係閣僚会議を開き、国際競争力を持つデジタルソリューションの開発・海外展開や、日本発デジタルコンテンツの海外市場における収益化を実現するための施策をとりまとめた。
幅広い分野でAIやデータの利活用、サイバーセキュリティの強化を進めて国際競争力のあるデジタルソリューションを創出し、海外開することを目指す。同時に、複数年にわたる大規模・長期の官民投資によって知的財産(IP)や人材などへの支援を進める。コンテンツの創出や国際的な流通網、海外における熱狂的なファン層の形成に向けた投資や支援も行う。海賊版対策にも注力する。
日本のデジタル関連収支は、ここ10年で支払いが7.6兆円増加している一方で、受取額は2.9兆円の増加にとどまる。AIの普及が進み、社会のデジタル化が新たな局面を迎える中、新たな付加価値を付けたデジタルソリューションを創出・展開するとともに、日本が強みを持つエンタメ・コンテンツの競争力を高めることで、海外市場における収益確保を強化していくとしている。
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日本生命保険から銀行に出向していた社員が内部資料を無断で持ち出し、社内で共有していた問題で、第一生命保険の社員も出向先の金融機関から無断で内部情報を持ち出していたことがわかったという。複数のメディアが9月17日までに報じた。
日本経済新聞の16日付報道によると、持ち出されたのは出向先代理店の販売シェアで、営業目的での二次利用は確認されていないという。外部の弁護士が「不正競争防止法などの法令違反には当たらない」との見解を示したことから公表していなかったという。
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