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ドメインネームとは

10月31日(木)配信

IP Force読者の皆様

はじめまして。私Com Laude株式会社(コムラウデ)の村上と申します。 この度、数年越しの私の片思いが実り、IP Forceに記事を寄稿させて頂く事になりました。 よろしくお願い申し上げます。

弊社は、ざっくり言うと法人向けドメインネームの管理をする会社であり、故に法人によるドメインネームの管理は如何に大切であるのかと言う事をお話させて頂きます。

弊社は、ファウンダーであるNick WoodとLorna Graddenが1995年に設立した会社がベースとなっており、2004年からCom Laudeとして活動をしております。現在は英国の他、米国、スペイン、日本でも活動しております。

本コラムでは、法人が必要とするドメイン管理、オンライン上での権利保護、セキュリティ、ドメインの未来等について触れて行きたいと思います。

 

 

では、本題に入りましょう。そもそもドメインネームって何でしょうか。もちろん皆様ご存知かと思いますが、改めて見てみましょう。

 

 

何かを調べるとき、インターネットで検索をしませんか?多くはスマートフォンで情報検索をされると思います。ビジネスにおいてもおそらく同様であり、取引先や訪問先等調べる際にも、インターネットで検索をすると思います。当方の名刺を見て頂いても、弊社のウェブサイトへアクセスするためのURLと、電子メールの送受信に使うeメールアドレスが記載されています。みなさんも、弊社がどのような会社なのか知りたい場合には「www.comlaude.com」へアクセスし、連絡をする際には、「yoshi.murakami@comlaude.com」へメールを送信されると思います。

このようにドメインネームは、ウェブサイトへのアクセスやeメールの送信に必要な文字の羅列であり、インターネット上の住所(アドレス)となるものです。つまり、ドメインネームが無いと、オンライン上での活動は制限されてしまいます。

 

ドメインネームの構造

日本企業であれば、日本を表すccTLD(国・地域別ドメイン)「.JP」を使用する法人が多いと思いますが、「.COM」や「.JP」など、「ドメイン」と言われる部分は一番最後(右側)に来ます。

 

 

一番大きなくくりである「.COM」や「.JP」が一番右側に来る理由として、インターネットは米国で開発されたものだという事が挙げられます。米国の公用語である英語で住所を記載した場合、日本や東京等の大きなくくりは一番最後(右側)に来ます。これがそのまま踏襲され形となり、「.COM」や「.JP」も一番最後(右側)になっています。

 

例)弊社「Com Laude株式会社」の住所

 

ドメインの種類

ドメインは、大きく分けて以下の3つが存在します。

 

ジェネリック・トップレベルドメイン(gTLD

.COMや.NET等のドメインであり、2012年以降は、.INC.APP等の新しいドメインが導入されたため全部で500程存在します。多くのgTLDは登録制限がなく安価なため誰でも登録しやすい反面、商標権を侵害するドメインネームが第三者に登録される事もあります。

 

国・地域別ドメイン(ccTLD

.JP等、各国・地域を代表するドメインです。gTLDとは異なりccTLDICANNの管轄外であり、各国・地域にネットワークインフォメーションセンター(NIC)が管理をします。.JPの場合、JPNICが管轄となります。

 

ドットブランド(Dot Brand

これは、2012年以降マーケットに登場したものであり、.COM.JPに変わり企業名、ブランド名をgTLDにするものです。日本では「.toyota」や「.sony」等、約40のドットブランドが存在します(詳細は後日)。

 

ドメインは「企業と消費者を繋ぐファーストタッチ」です

特に今世紀に入ってからは、何かを調べる際インターネットで検索する事が一般的となっており、取引先等を調べる際、まずはウェブサイトへアクセスすると思います。これは、消費者においても同様と考えられ、何かを情報を得る際には企業のウェブサイトへアクセスをすると思います。つまり、消費者とブランドを最初に繋ぐ手段としてインターネットが使われるようになったと言えるのではないでしょうか。ウェブサイトへのアクセスに使われているのが「ドメインネーム」です。ドメインネームは、普段あまり目立たないポジションにいますが、非常に重要な役割を務めています。野球で言うキャッチャー、インターネットの利用を広げる扇の要と言えるものではないでしょうか。

 

次回は、ドメインネームの実使用と保護について見ていきたいと思います。