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先週の知財ニューストピックス(5月6日〜12日)

5月13日(月)配信

 先週(5月6日〜12日)は、シャープが海信集団(ハイセンス)グループとの合意を受け、米国でのテレビ事業に再参入することを発表した。同社は経営危機下の2016年、米州でのテレビ商標権を同グループに供与していた。
 米中交渉は9〜10日の交渉でも合意に至らず終了。協議は今後も行われるが、スケジュールは決まっていない。10日、米国は中国からの輸入品2000億ドル相当分に対する関税を25%に引き上げた。
 このほか、特許侵害が疑われる施設への専門家の立ち入り調査などを認める改正特許法をはじめとする、一連の知財関連の改正法が10日の参院本会議で可決、成立した。


改正特許法が成立、特許侵害の疑いで立ち入り検査可能に

 特許法などの改正案が10日の参院本会議で全会一致で可決され、成立した。改正案では、特許権を侵害したことが疑われる側の工場などに裁判所が指名した専門家が立ち入り調査を行うことができる制度の創設や、損害賠償額の算定方法の見直しなどが盛り込まれている。  
 意匠法の改正案では、クラウド上に保存されてネットワーク上で提供される画像や道路に投影された画像などの、物品に記録・表示されていない画像まで保護対象を拡大している。建築物の外観・内観デザインも保護対象となった。さらに、関連意匠の出願可能期間を本意匠の出願日から10年以内まで延長するほか、意匠権の存続期間を「登録日から20年」から「出願日から25年」に変更するなどの改正も加えた。


シャープが米国でのテレビ事業に再参入、ハイセンスグループと合意

 シャープは8日、2019年後半以降に米国でのテレビ事業に再参入すると発表した。同社は経営危機下にあった2016年に米州におけるテレビの商標権を中国の家電大手、ハイセンスに供与したが、同社グループとの間で「新たな協力関係を構築するすることで合意した」といい、これにより、米国でのテレビ事業の展開が可能になった。
 同社は発表のコメントで、「まずは米国市場におけるテレビ事業に再参入する」としており、カナダなどの他の米州諸国への再参入もにらんだ展開を示唆しているとみられる。

米中貿易交渉が終了も合意に至らず、今後も協議継続

 米中は9〜10日、貿易問題をめぐりワシントンで閣僚級協議を行ったが、合意に至らずに終了した。中国の産業補助金などをめぐる両者の対立が最後まで解けなかったとみられている。複数のメディアが、米中がこれまでの協議で作成を進めてきた協定文書について、中国側が最近になって大幅な修正を求めたことなどが、米側の態度を硬化させたと報じている。米中は2018年12月以降、5ヶ月に及ぶ閣僚級交渉で、中国における知的財産権問題、為替問題、産業補助金問題を含む7分野の貿易問題について協定文を作成し、内容を詰める作業を進めていたとされる。
 協議は今後も続けられるが、次回以降の開催日程は未定。 米国は同日、中国からの輸入品2000億ドル相当分に対する関税を25%に引き上げた。米側は、関税の対象を中国からの全輸入品に拡大する措置の準備も進めている。一方、中国商務省は10日、報復措置を取るとの声明を発表した。

小野薬品、本庶氏の特許契約めぐる主張に対し今月中にコメント発表、との報道

 2018年のノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶佑氏が、同氏の研究をもとにがん治療薬「オプジーボ」を開発した小野薬品工業と結んだ契約で特許料の配分が大幅に低く抑えられているとして特許料の引き上げを求めていた問題で、小野薬品工業が9日、今月中にコメントを表明する考えを示したとして、9日付産経新聞が報じた。同日、大阪市内で行われた決算会見で、同社が明らかにしたという。
 両者は2006年に特許料の支払いについて契約を結んだ。本庶氏と小野薬品工業は8年前から配分の見直しについて交渉を続けているものの、昨年秋から交渉が途絶えていた。本庶氏は、若手研究者支援のために設立された京大の基金に、対価をあてたい考えを明らかにしている。同氏は契約にもとづいて同社から支払われた約26億円を契約に納得できない点があるとして受け取っていない。

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