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11月24日
5月18日(月)配信
先週(5月11日〜5月17日)は、ハイブリッド車(HV)関連技術を無償開放していたトヨタが、これを受けたHV向けシステムの外販契約台数が24~25年に約50万代に上るとの見通しを示したニュースなどが報じられた。
トヨタ自動車は12日、2019年に関連特許を無償開放して開始したハイブリッド車(HV)向けシステムの外販について、2024~2025年の契約台数が現段階で約50万台になると明らかにした。同日開催された2020年3月期のオンライン決算説明会で、技術担当の寺師茂樹執行役員が明かした。
同社は2019年4月に、電動車の普及に向けた取り組みとして、モーター、PCU(パワー・コントロール・ユニット)、システム制御などの車両電動化関連の技術について、約2万3740件の特許の無償開放を発表。あわせて、これらのパワートレーンシステムを他社が活用する際には、電動車の製品化に向けた技術的なサポートも行うとして、HVシステムの外販と技術支援を始めていた。
世界的に燃費規制が強化される中、関連特許をオープン化することでHV市場の拡大を図り、関連部品の供給コストを下げたい考えがあったほか、HV車と主要部品が共通するという電動自動車(EV)のコスト抑制につなげたいとの思惑もあったとみられている。
【参照ソース・ニュース】
世界保健機関(WHO)は欧州時間5月15日、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)封じ込めのための製品開発に向け、既存のあるいは新規のデータや知見、知的財産などを共有できるプラットフォームを設立する考えを表明し、各国や研究機関、企業などに協力を求めた。WHOは、同案を最初に提案したコスタリカとともに29日に正式にプラットフォームを立ち上げる予定。
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富士通は12日、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の終息に向け、新薬開発の支援や患者の見守りなどに関する知的財産権約4万件を一定期間無償開放すると発表した。
同様の活動として米国で呼びかけられた「Open COVID Pledge」や、国内でキヤノンやトヨタ自動車などが立ち上げた「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に賛同する考えを示している。
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特許庁は11日、特許文献システムに関する特許・商標出願を行い、このほど特許権を取得したと発表した。1月22日に出願し、4月14日に登録(28日に特許公報発行)された。
開発したのは、言語・特許分類の種類が異なる世界中の特許文献を、希望する言語や特許分類で一括検索できる特許文献検索システムとそのための管理システム「ADPAS(アドパス)」。
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