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5月11日
11月16日(月)配信
先週(11月9日〜11月15日)は、富士フイルムホールディングスが治療用iPS細胞の特許ライセンス契約をスイスの製薬大手と締結し、今後、製薬企業などへの特許ライセンス付与を広く進めていく方針を示したニュースなどが伝わった。
富士フイルムホールディングスは12日、米子会社のフジフイルム・セルラー・ダイナミクス(FCDI)が、細胞治療用iPS細胞株の開発と治療薬製造の分野を対象に、iPS細胞作製技術に関する特許ライセンスを製薬大手のロンザに付与すると発表した。同社は今後、製薬企業やバイオテクノロジー企業に対し、広く特許ライセンスを付与していく考えだという。
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小野薬品工業は9日、同社とブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)が、がん免疫治療薬に使われる「抗PD-1抗体」について、ロシュと特許ライセンス契約を締結したと発表した。小野薬品とBMSは抗PD-1抗体に関する特許を保有しており、今回の契約により、がん免疫治療薬「アテゾリズマブ」を手掛けるロシュから契約一時金とロイヤリティを得る。
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文化庁の審議会はこのほど、図書館資料のインターネット送信などを可能にする著作権法改正に向け、報告書をとりまとめた。文化庁では、来年の通常国会への著作権法改正案提出を目指している。
現行法では、本や資料の一部を館内でコピーできるほか、一部の館で郵送サービスなども行っているが、限定的な範囲にとどまっている。
報告書には、市販されている本・資料については一部を電子データで利用者に送信できるようにし、権利者に補償金を支払うこと、絶版本・資料については分量に制限をかけずに送信・閲覧できるようにすることなどを盛り込んでいる。
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セブン―イレブン・ジャパンとフランチャイズ契約を結ぶ中部地方のオーナーが、同社の「ネットコンビニ」事業において、自身が持つ情報処理システムの特許が侵害されたとして1200万円の損害賠償を求めて起こした訴訟の第1回口頭弁論が11日、東京地裁で開かれた。複数の報道によると、セブン側は争う姿勢を示したという。
ネットコンビニは、客がネットを介して注文した商品を届けるサービスで、訴えによると、男性は商品の在庫・入荷情報などに基づいて購入可能な商品を表示させるシステムを考案、2016年に特許を申請したという。
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経済産業省は9日、画像、建築物、内装の意匠が新たに保護対象となった改正意匠法が4月1日に施行されてから初めて、画像が意匠登録されたと発表した。登録されたのは、小糸製作所の「車両情報表示用画像(意匠登録第1672383号)」で、「画像投影装置」のついた車両から路面に照射される画像をめぐる意匠。
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