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1月19日
12月7日(月)配信
先週(11月30日〜12月6日)は、テレビとネットの同時配信を後押しするため、文化庁の検討会が著作権関連の手続を一部簡素化する方向で報告書を取りまとめたニュースや、改正種苗法が成立したニュースなどが報じられた。
テレビ番組をインターネットで同時配信する際の著作権処理を円滑化する仕組みを検討していた文化庁文化審議会の作業部会は11月30日、報告書をとりまとめた。報告書では、権利者が放送番組での利用を認める契約を放送事業者と交わす際、特段の意思表示をしていない場合は放送だけでなく同時配信などについても許諾したものと推定する規定を盛り込むことなどを提言している。さらに、同時配信に加え、「追っかけ配信」「見逃し配信」も同様の処理ができる対象に含めることが考えられる、などとしている。
文化庁は、報告書について基本制作小委員会で議論した上で、パブリックコメントを実施、最終報告書を取りまとめた上で来年の通常国会に法案を提出する考え。
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農作物の新品種を知的財産として保護し、海外流出させることなどを規制する改正種苗法が2日の参院本会議で可決・成立した。施行日は来年4月1日。
改正種苗法では、新品種の開発者が栽培地域や輸出先国を指定できるようにし、指定先以外の国に意図的に持ち出した場合には罰則も科すことができるようになった。農家による「自家増殖」にも一部制限をかける内容が盛り込まれた。
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「大麦若葉」を主原料とする青汁商品をめぐり、よく似た商品名やパッケージで類似商品を販売され商標権が侵害されたとして山本漢方製薬がユーワに対して販売差止を求めて起こした訴訟で、和解が成立していたことがわかった。中日新聞が2日付で報じたところによると、両社は11月27日付で名古屋地裁で和解。これにより、ユーワが販売を取りやめるという。
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中国メディアなどによると、習近平国家主席がこのほど開催された知的財産権の保護活動について取り上げた学習会で、知財保護の重要性を強調したという。
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