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12月15日
2月22日(月)配信
先週(2月15日〜2月21日)は、IT大手のニュース記事使用料支払いをめぐる問題で、フェイスブックが使用料支払いの法制化をめざすオーストラリア政府への対抗措置として、同国ユーザーによるニュースコンテンツの共有・閲覧を停止したニュースなどが注目を集めた。
フェイスブックは17日、オーストラリアのメディアとユーザーが同社サービス上でニュースコンテンツの共有や閲覧をできないようにすると発表した。オーストラリア政府が、フェイスブックやグーグルなどの「プラットフォーマー」に対し、サービスでメディアの記事コンテンツを使用する際にそれぞれのメディアに記事使用料を支払うよう義務付ける法律の制定を目指している動きへの対応だとしている。
フェイスブックは、この法案はプラットフォーム側と、コンテンツをシェアするためにそれを使うメディア側との関係を基本的に誤解したものだとしている。
さらに、ニュースへの関わり方がグーグルと自社とでは基本的に異なるとし、報道機関はグーグル検索で積極的に自社コンテンツを提供したがらなくとも、フェイスブック上では、自社コンテンツの購読契約や読者、広告収入を増やすために積極的に自らニュースと投稿していると主張している。
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メディア世界大手のニューズ・コーポレーションは17日、グーグルとの間でニュース使用に関するグローバル・パートナーシップ契約を結んだと発表した。同社は、世界で展開するニュースサイトのコンテンツを提供するかわりに、グーグルから「多額の記事使用料」を得るという。契約年数は複数年にわたる。
グーグルが運用するニュース記事のライセンスプログラム「ニュース・ショーケース」に参加する形で、「ウォール・ストリート・ジャーナル」「バロンズ」「マーケットウォッチ」「ニューヨークポスト」が、英国では「タイムズ」「サンデー・タイムズ」などのメディアが加わる。
オーストラリアでは、「オーストラリアン」「スカイニュース」などのほか、大小様々なニュース媒体が加わる。オーストラリアでは、政府がグーグルを含むIT大手に対し、メディアへの記事使用料の支払いを法律化する動きを進めており、当初、グーグルは同国政府と対立していた。しかし、複数の現地メディアとの契約をへて、同社は4日に同国で「ニュース・ショーケース」の初期運用を開始。その後は、現地の大手メディアとの契約を結べるかが注目されていた。
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集英社は18日、人気漫画「鬼滅の刃」を違法にコピーした紙の海賊版がメルカリやアマゾンで販売されていたと発表し、正規版との見分け方などを示して注意を喚起した。同社によると、海賊版は正規版と比べるとコミックスの厚みが薄いなどの違いがあるほか、特定巻の裏表紙の低下表記の表示の仕方に違いがある。これらの海賊版は全23巻のセットで販売されており、いずれも同一の正規品をスキャンして作成したものだと思われるという。
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複数の報道によると、太平洋戦争中の「徴用」をめぐり韓国最高裁が三菱重工に賠償を命じた訴訟に関連し、三菱重工側が韓国内の資産差し押さえ命令に対して出した即時抗告の一部が、韓国の地裁によって棄却されていたことが16日にわかった。
原告側は同社の商標権や特許権を差し押さえている。報道によると、棄却されたのは、このうち特許権に対する差押え命令への即時抗告の一部だという。
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