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12月15日
3月29日(月)配信
先週(3月22日〜3月28日)は、本田技研工業、川崎重工業、スズキ、ヤマハ発動機の4社が、電動二輪車の交換式バッテリーの標準化で合意したとのニュースが伝わった。
本田技研工業、川崎重工業、スズキ、ヤマハ発動機の4社は26日、国内での電動二輪車普及に向け、相互利用を可能にする交換式バッテリーとそのバッテリー交換システムの標準化で合意したと発表した。同4社からなる「電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアム」がリリースした。
合意した共通仕様の一部は、19日に発行された自動車技術会規格(JASO)のテクニカルペ-パー「TP21003」に準拠しており、今後は、この共通仕様を前提にした交換式バッテリーを相互に利用する技術的検証(規格化)を進めていく。さらに、海外でもカーボンニュートラル社会の実現に向けたモビリティーの電動化需要が高まっていることから、自工会とも連携し、国際標準化についても、働きかけていくとしている。
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日本音楽著作権協会(JASRAC)は25日、2020年度通期に著作権者に分配する使用料が前年度比3.1%増の約1206.3億円となり、過去最高を更新したと発表した。主に2019年10月~2020年9月の使用料収入が反映された額だという。
定額制音楽配信サービスや動画配信サービスなどからなる「インタラクティブ配信」が、64.7%増と大きく伸びた。一方、演奏会・大規模演奏会などでの収入は、新型コロナウイルスの影響を受け、34.1%減となった。
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中国在住の個人が、日本の特許庁にアルファベット表記の「AINU」の商標登録を出願していた件で、特許庁が2月に登録を拒否していたことがこのほどわかった。拒絶理由として、「AINU」はアイヌの人々のローマ字表記と容易に認識でき、アイヌ民族と無関係の個人が同商標を独占的に使用することは、「アイヌ施策推進法」が規定する、アイヌ民族が誇りを持って生活できる社会の実現の障害となるおそれがあると指摘。公の秩序、善良な風俗を害するおそれがある商標(商標法第4条第1項第7号)に該当するとした。
同商標は昨年3月に、スマートフォン用保護ケースなどを指定商品として出願されていた。
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中国企業が茶製品の商標として登録している「京都宇治」をめぐり、京都府茶組合が中国国家知識産権局に無効取り消しを求めていた問題で、中国当局がこれを認める判断を下したことがわかった。22日付京都新聞によると、今年1月下旬に無効取り消しが認められ、3月上旬に組合側にその通知が来たという。無効を申し立てのは2019年11月。
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三菱ケミカルは24日、同社と物質・材料研究機構(NIMS)が共同で保有する赤色蛍光体の中国特許をめぐり、米Intematixとその中国関連会社との間で係争していた侵害訴訟の第二審で勝訴し、全面勝訴が確定したと発表した。これにより、約6年間に及ぶ中国での同訴訟がすべて終了したという。
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京都工芸繊維大から、自身が設立したベンチャー企業と大学の共同特許を海外企業に無断で独占させたとして懲戒解雇された森肇元副学長が、処分を不当として地位保全などを求めた京都地裁への仮処分の申し立てで、23日に和解が成立した。各社が報じた。和解の条件は明らかにされていない。
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特許庁は、モロッコ工商業所有権庁(OMPIC)と4月1日から特許審査ハイウェイ(PPH)を開始する。日本で特許可能と判断された出願は、PPHを利用することで、モロッコで簡易な手続きで早期審査を受けることができるようになる。特許庁がPPHを締結した国・地域は46となった。
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