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1月26日
9月27日(月)配信
先週(9月20日〜9月26日)は、液晶テレビ「レグザ」をめぐり、日亜化学工業と旧東芝映像ソリューション(TVS REGZA)の間で争われていた特許権侵害訴訟で、TVS REGZAによる特許権侵害を認めて約1.3億円の損害賠償支払いを命じた二審・知財高裁判決が確定したニュースなどが伝わった。16日に環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への加盟申請を行ったばかりの中国が、「知的財産権強国」を目指して知財制度の整備や強化を進める戦略を22日付で発表したニュースも報じられた。
報道によると、液晶テレビ「レグザ」の部品が発光ダイオード(LED)の特許を侵害したとして、日亜化学工業が旧東芝映像ソリューション(TVS REGZA)に対して起こした特許権侵害訴訟で、最高裁は21日、TVS REGZAによる上告を棄却する決定を下した。これにより、特許権侵害を認めて1億3200万円の損害賠償を行うことを命じた二審の知財高裁判決が確定した。
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各報道によると、中国政府は22日、知的財産権の保護を強化する15カ年戦略として「知的財産権強国建設要綱(2021-2035年)」を発表した。
中国国際放送局(日本語版)が23日付で報じたところによると、要綱では、2025年までに特許集約型産業の付加価値をGDPの13%に、著作権産業の付加価値をGDP比7.5%に引き上げることなどのほか、2035年までに中国を「世界レベルの知的財産権強国」にする方針などを掲げているという。
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ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑・京都大特別教授が、開発に携わったがん免疫治療薬「オプジーボ」を巡り、同薬の製造・販売元であり共同開発した小野薬品工業に対し特許料の分配金約262億円の支払いを求めた訴訟で、和解協議が22日、大阪地裁で開かれ、今後も協議が続けられることになったという。
同日付日本経済新聞は、両社が明確な期限を定めず、特許料の分配割合などを巡り協議を続けるとみられると伝えている。
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