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12月1日
12月20日(月)配信
先週(12月13日〜12月19日)は、プロ野球のパ・リーグ6球団とメルカリが、試合の公式動画を用いたNFT(非代替性トークン)事業に参入するニュースなどが伝わった。
プロ野球のパ・リーグ6球団とメルカリは16日、NFT(非代替性トークン)事業で連携し、パ・リーグの名場面動画のコンテンツなどを販売するサービス「パ・リーグ Exciting Moments β」を12月から始めると発表した。NFTでは、ブロックチェーン技術によってデジタルデータに識別性を持たせ、データの改ざん・複製を防ぐことでデータの所有者を証明することができる。
サービス開始当初はブロックチェーン技術を使わずに、2021年シーズンの名プレー18シーンの動画コンテンツを販売する。購入者は、コンテンツをダウンロードして保有したり、SNSなどでシェアすることなどが可能になる。通常、試合の公式動画のダウンロードは禁じられている。なお、ブロックチェーンを活用したNFT事業への移行は、2022年にも進める予定。
試合画像を使ったNFT事業にスポーツリーグが参入するのは国内で初めてだという。海外では、NBA(米プロバスケットボール協会)が、こうしたサービスを提供している。
【参照ソース・ニュース】
パテントプールのMPEG LAは14日、ビジネスワイヤを通じて、中国のハイセンスがMPEG LAの特許ポートフォリオライセンスのライセンシーになったと発表した。これにより、MPEG LAのAVCライセンスに参加する特許保有者がハイセンスに対して起こしていた特許強制執行訴訟に関連するすべての法的紛争が解決したとしている。
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三菱ケミカルは13日、スマートフォンなどのダイレクトボンディング材などに使われる光学用透明粘着シートに関する特許を侵害されたとして、韓国企業のTMSに対し、製造・販売の差し止めと損害賠償を求める訴訟を韓国・ソウルの中央法院に起こしたと発表した。訴訟は12月1日付。
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日本音楽著作権協会(JASRAC)は17日、フィンガープリント技術を用いて流れている楽曲を自動的に特定するデバイス「Audoo Audio Meter」を店舗などに設置し、楽曲特定の精度の検証と、運用面での課題などを把握するためのトライアルを12月に実施すると発表した。JASRACが演奏権分野でファインが―プリント技術を用い、利用楽曲の収集を行うのは初めてだという。
フィンガープリントは、デジタルコンテンツの同一性を確認する際に用いられる。
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