〜
1月19日
1月17日(月)配信
先週(1月10日〜1月16日)は、経済安全保障の強化に向け、政府で特許の非公開化制度導入などの検討が進められる中、政府が技術の「機微性」を判断する新組織を設立することを検討しているとのニュースなどが報じられた。
経済安全保障の強化に向け、政府が導入を検討している特許の非公開化制度について、16日付時事通信は、公開を制限すべき機微技術か否かを審査する安全保障担当部門を新設する検討を政府が始めたと報じた。特許庁が1次審査を行い、新設組織が2次審査で「機微性」を判断するという。17日開会の通常国会に提出する経済安全保障推進法案と関連政省令で整備を目指すという。
【参照ソース・ニュース】
複数のメディアが15日付で、漫画を無断掲載した海賊版サイトで「ただ読み」された被害額が、2021年に少なくとも推計約1兆19億円に上ることがわかったと報じた。出版社などからなる一般社団法人ABJの調べでわかったという。約2100億円だった2020年から約4.8倍に急増しており、同年の正規漫画の市場規模とされる6126億円をも大きく上回っている。
【参照ソース・ニュース】
特許調査会社のIFIクレームズ・パテント・サービシズの調査によると、2021年の米国における特許取得件数は全体で前年比7.5%減(32万7329件)となる中、件数ランキング上位国で中国のみが約10%増(1万679件)と、前年から増加して4位に入った。1位は米国(15万801件)、2位は日本(4万7105件)、3位が韓国(2万1264件)。中国以外の国々は、前年比で8~10%減少したという。
企業別でみると、ファーウェイが2770件(0.3%増)で5位に入り、前年の9位から大きく順位を上げた。上位10社中、前年比で増加したのは同社のみ。1位はIBM(5%減の8682件)、2位がサムスン電子(1%減の6366件)、3位がキヤノン(6%減の3021件)、4位はTSMC(1%減の2798件)だった。
【参照ソース・ニュース】
こんな記事も読まれています