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2月2日
6月6日(月)配信
先週(5月30日〜6月5日)は、政府が2022年の「知的財産推進計画」を決定し、デジタル化時代に対応した著作権処理の仕組みの構築や、スタートアップが知財活用しやすい環境の整備などを行う考えを示した。
政府は6月3日、知的財産戦略本部の会合を開催し、「知的財産推進計画2022」を決定した。
デジタル時代に対応するため、音楽や映像などの著作物の権利について分野横断的に相談できる一元的な窓口組織や、それらの権利情報を集約したデータベースをつくり、権利処理を簡潔に行う仕組みを構築。権利者不明の著作物についても、権利処理できるようにする。これらを実現するため、2023年通常国会に著作権法の改正案を提出する。
このほか、スタートアップが社会に蓄積された知財を実装しやすい環境を整備するとして、大学と企業の共有特許について、大学がスタートアップにライセンスしやすくなるようルール整備を進める。さらに、スタートアップが大学から知財の移転を受ける対価として、株式や新株予約権を活用しやすくなるように様々な制約を撤廃するなどの施策を掲げている。
【参照ソース・ニュース】
通信事業者からなるパテントプール「アバンシ」は米国時間5月31日、米フォードと特許ライセンス契約を締結したと発表した。これにより、フォードは、アバンシに参加している49の通信事業者が保有する、すべての4G、3G、2Gの標準必須特許を自社のコネクテッドかーに利用できるようになるという。
アバンシによると、今回のフォードとの契約により、41の自動車ブランドがアバンシと契約したことになるという。
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