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1月19日
8月29日(月)配信
先週(8月22日〜8月28日)は、新型コロナウイルスワクチンで使用された「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術を巡り、米モデルナが米ファイザーと独ビオンテックを特許侵害で訴えるとのニュースなどが伝わった。
米モデルナは8月26日、新型コロナウイルスのワクチン開発を巡り、米ファイザーと独ビオンテックが自社の特許を侵害したとして、米独両国で両社を提訴すると発表した。モデルナによると、ファイザーとビオンテックが開発したワクチン「コミナティ」は、モデルナが2010年~2016年に出願した「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術に関する基本的な特許を侵害しているという。
モデルナは、「コミナティ」の市場からの排除や販売差止めなどは求めず、中低所得国92カ国での売上に対する損害賠償も請求しないとしている。一方で、2022年3月8日以降については、同92カ国以外の地域での売上に関して損害賠償を求める考え。
モデルナは2020年10月に、新型コロナウイルスによるパンデミックが続く間は同感染症対策技術に関連する特許を行使しない考えを示していた。しかし、2022年3月に、新型コロナウイルスとの闘いが新たなフェーズに入り、世界の大部分の地域でワクチン供給への障害がなくなったとして、この指針を改める方針を示している。
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中外製薬と山口大学発ベンチャーのノイルイミューン・バイオテックは8月22日、ノイルイミューンが持つがん免疫療法である「PRIME」技術について、ライセンス契約を締結したと発表した。
「PRIME」技術は、「CAR-T細胞療法」と呼ばれるがん免疫療法にあたる。CAR-T細胞療法は、患者の免疫細胞(T細胞)を取り出し、がん細胞への攻撃力が増すよう遺伝子を改変して体内に戻す治療法で、血液がんに対する治療法として使われている。ノイルイミューンのPRIME技術は、血液がんだけでなく、固形がんに対してもCAR-T細胞を用いた治療の可能性をひらくものとして期待されているという。
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河北新報は8月24日付記事で、仙台育英高校が夏の全国高校野球で初優勝した際にアップした同社の22日付PDF号外記事などが、インターネットオークションサイトで販売されていることがわかったとし、著作権法の複製権侵害に当たるとして警告したと伝えた。オークションサイト事務局に通報する形で出品者に警告したという。
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