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1月19日
9月12日(月)配信
先週(9月5日〜9月11日)は、日本製紙クレシアが王子製紙をトイレットペーパーの特許侵害で訴えたニュースなどが伝わった。
各メディアの9月6日付報道によると、日本製紙グループの日本製紙クレシアがトイレットペーパーに関する特許権を大王製紙に侵害されとして、東京地裁に提訴した。対象となったのは、従来品の3倍の長さがありながら、大きさを抑えたトイレットペーパー。日本製紙クレシアは大王製紙に対し、侵害製品の製造・販売の差し止めや損害賠償金3300万円の支払いなどを求めているという。
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各メディアの報道によると、石川県が開発したブドウの高級品種「ルビーロマン」と遺伝子型が一致するブドウが、韓国で「ルビーロマン」と称して販売されていることがわかった。ルビーロマンは、石川県が14年をかけて開発し、厳しい出荷基準を設けてブランド価値を守ってきた品種とされる。収穫までにかかる期間から逆算して、韓国への苗木の流出は5年以上前にさかのぼるとみられるという。
報道によると、韓国ではすでに別の業者が名称と品種を登録済みであるため、石川県は販売差し止めができない状況のようだ。県は、韓国産が海外に出荷されてブランド価値が棄損するのを防ぐため、シンガポール、香港、台湾などの海外での商標登録を進めているという。
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財務省は9月9日、全国の税関が2022年上半期に差し止めた知財権侵害物品が1万2519件となり、前年同期比で14.3%減少したものの、11年連続で1万2000件越えの高水準になったと発表した。国別では、中国からのものが全体の72.9%(9131件)を占め、引き続き最多だった。次いで、ベトナムが9.6%(1201件)だった。
品目別の構成比では、バッグ類が27.6%(10.3%減)ともっとも高く、次いで衣類が22.4%(35.4%減)、靴類が8.0%(38.0%増)。
輸入差し止め点数は全体で40万4686点となり、12.4%減少した。品目別では、医薬品が5万6466点と前年同期から約3.7倍増え、全体の14.0%を占めてもっとも多くなった。
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