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先週の知財ニューストピックス(7月17日〜7月23日)

7月24日(月)配信

 先週(7月17日〜7月23日)は、NTTドコモのサービスで顧客情報が流出した問題で、元派遣社員による行為だったことが同社の調査から判明したとのニュースが伝わった。 

ドコモ顧客情報流出事件、元派遣社員が持ち出し 不正競争防止法違反容疑で書類送検

 MTTドコモは7月21日、同社のインターネット接続サービス「ぷらら」と動画配信サービス「ひかりTV」の顧客情報が流出した問題について、内部調査の結果、業務委託先の元派遣社員が当該情報を不正に外部に持ち出したことがわかったと発表した。各メディアの報道によると、当該社員は不正競争防止法違反容疑で警視庁に同日付で書類送検されたという。
 ドコモが問題を公表したことし3月末時点では、流出した顧客情報は最大で約529万件としていが、調査により約596万件に増えたことが分かった。流出した個人情報は氏名、住所、電話番号、生年月日やメールアドレスなどで、クレジットカード情報や金融機関の口座情報、パスワードなどは含まれていない。発表日時点で、第三者による不正利用は確認されていないという。
 ドコモによると、元派遣社員は3月30日に業務用パソコンから個人使用の外部ストレージにアクセスし、顧客情報を含む業務情報を不正に持ち出した。同社は翌31日に同事案について発表していた。

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Gショック、形状だけで立体商標登録 「フォルムだけで認知されている」

 カシオ計算機は7月18日、同社の腕時計「G-SHOCK(Gショック)」の初号機の形状が特許庁から商標登録を受けたと発表した。登録日は6月26日。同社によると、ロゴや文字がない状態で、腕時計の形状そのものが立体商標登録されるのは初めてだという。
 Gショックは、「落としても割れない丈夫な時計」をコンセプトに開発。1983年に耐衝撃性能を備えた初号機を発売し、これまで世界140カ国以上で累計1億4000万個以上を販売してきた。発売から40年間、機能や構造の変化を図りながらも同じ形状を維持して展開し続けてきた結果、利用者がフォルムを見ただけでGショックと認知できるようになったことが認められ、立体商標登録に至ったという。

【参照ソース・ニュース】

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