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12月1日
1月29日(月)配信
先週(1月22日〜1月28日)は、生成AIと著作権をめぐる問題について、文化庁がパブリックコメントを開始したニュースなどが報じられた。
生成AIの利用や開発が著作権侵害につながる恐れがある問題をめぐり、文化庁は文化審議会の小委員会でまとめた「AIと著作権に関する考え方」の素案について、1月23日からパブリックコメントを開始した。期間は2月23日まで。
生成AIの普及が急速に進み、AIの学習や生成にコンテンツが無断利用されることを懸念する声が上がる中、文化庁は2023年6月から文化審議会の小委員会でAIと著作権の関係について審議を行い、今年1月に「AIと著作権に関する考え方」の素案をまとめた。
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日本音楽著作権協会(JASRAC)など、音楽に関わる9団体は1月25日、「AIに関する音楽団体協議会」を設置すると発表した。「for Creators, for Artists」の理念のもと、調和のとれた生成AIの利活用の枠組みの実現に向けて検討や提言を行っていくとしている。
参加団体は、JASRACのほか、コンサートプロモーターズ協会(ACPC)、日本音楽作家団体協議会(FCA)、日本音楽事業者協会(JAME)、日本音楽出版社協会(MPA)、日本音楽制作者連盟(FMPJ)、日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本芸能実演家団体協議会 実演家著作隣接権センター(CPRA)、日本レコード協会(RIAJ)、NexTone(ネクストーン)。
同協議会は生成AIの普及が進む中、「現行の著作権法のもとでは第30条の4の規定により、営利目的の生成AIを開発するための学習利用に対して、権利者がその意思を反映させることはできない」と指摘。さらには、「アーティストの肖像や声を再現して生成されたディープフェイクコンテンツからアーティストを保護するための実行的かつ簡便な救済制度が確立されていない問題もある」として、協議会を設立した経緯を説明した。
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シャープは1月26日、米モトローラと無線通信技術の特許クロスライセンス契約を締結したと発表した。
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レゾナックは1月24日、中国の感光性フィルム製造販売会社4社に対し、特許侵害訴訟を深圳市中級人民法院で提起したと発表した。同社が所有する半導体パッケージ基板と高密度電子回路基板の配線形成などに使用されている感光性フィルムに関する中国特許に基づき、被告4社が製造販売する感光性フィルムの中国における販売差止と損害賠償を求めるとしている。
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