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11月17日
10月6日(日)配信
先週(9月30日〜10月6日)は、TDKの元社員が研究データを不正に持ち出したとして、不正競争防止法違反容疑で警視庁から書類送検されたニュースなどが報じられた。
電子部品大手のTDKは10月4日、元社員が同社の秘密情報を不正に持ち出したとして、警視庁が不正競争防止法違反の容疑で東京地検に書類送検されたと発表した。同社は社内調査によってこの元社員の情報持ち出しを把握し、警視庁に被害届を提出していた。これまでのところ、この元社員から第三者への情報流出は確認されていないという。
複数のメディアの報道によると、持ち出された情報には国内外で開発競争が進む微小電気機械システム「MEMS(メムス)」の開発データが含まれていた。元社員は研究員として同社の工場に勤務していた2023年6月にデータを会社のパソコンから自身のメールアドレスに送信する形で不正に情報を持ち出していた疑いが持たれているという。
TDKを巡っては、今回の件とは別で5月にも、元社員2人が秘密情報を不正に持ち出して流出させたとして書類送検されていたことがわかっている。
【参照ソース・ニュース】
キヤノンは10月3日、米アマゾン・ドット・コムなどと共同で、米アマゾンストアでキヤノンのトナーカートリッジの模倣品を販売していたとみられる18の販売事業者に対し、商標権を侵害しているとしてワシントン州西部地区連邦地裁に訴訟を起こしたと発表した。
両社は2023年5月にも、キヤノンのカメラ用バッテリーと充電器の模倣品を米アマゾンストアで販売したとして販売事業者を商標権侵害で訴えている。
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