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1月26日
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3月2日(月)配信
先週(2月17日〜2月23日)は、音楽教室で演奏される楽曲に著作権料使用料を請求できるか否かをめぐる訴訟で、東京地裁が「徴収できる」との判断を示したニュースが注目を集めた。
ピアノ教室などの音楽教室で演奏される楽曲に対して日本音楽著作権協会(JASRAC)が著作権使用料を徴収できるか否かが争われた裁判で、東京地方裁判所は28日、徴収できるとの判断を示し、音楽教室側の訴えを退けた。音楽教室における著作権をめぐる初の判決とされる。
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複数のメディアの報道によると、自民党は28日に開催した総務会で、海賊版対策の強化を目指した著作権法改正案について了承したという。政府は今国会での改正案の成立を目指している。
改正案では、従来、音楽や動画などに限定していた規制の対象を漫画や論文などの幅広い著作物に拡大。継続的、反復的にダウンロードするなどの悪質な行為に対しては刑事罰を科す。一方、軽微なダウンロードや二次創作物などのダウンロードなどは規制対象から外す。
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特許庁がゲノム編集技術に関連する特許を認めなかった審決を不服とし、米ブロード研究所が審決取り消しを求めて起こした2件の訴訟の判決が25日、知財高裁であり、1件の訴訟で同研究所の主張が認められた。同日付日経新聞が関係者の話として伝えたところによると、ゲノム編集の関連特許をめぐる審決取消訴訟についての国内判決は初とみられるという。
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美容機器メーカーのMTGは2月28日、美容ローラーなど9製品の特許侵害をめぐりファイブスターに対して損害賠償などを求めて起こしていた訴訟の控訴審で、知財高裁の大合議が訴えを認める判決を下したと発表した。判決では、当該製品の譲渡等の差止や4億4000万円の損害賠償金の支払いなどが命じられたという。
同日付日経新聞によると、この判決では、賠償金額の算定方法についても判断の枠組みが示され、特許侵害による逸失利益分を考慮した損害賠償額が算定されたという。
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