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11月24日
9月17日(火)配信
先週(9月9日〜9月15日)は、カプコンが保有する2件の特許権を侵害しているとしてコーエーテクモゲームズに対して起こしていた特許侵害訴訟の控訴審判決が知財高裁で下されたとのニュースが伝わった。各メディアによると、判決では2件について特許侵害があったことを認め、一審から増額となった合計約1億4300万円の損害賠償金の支払いをコーエーに命じた。
各社の報道によると、人気ゲームソフトの「戦国無双」「零(ゼロ)」などを販売するコーエーテクモゲームスから特許を侵害されたとして、カプコンが約9億8000万円の損害賠償を求めて起こした訴訟の控訴審判決が11日に知財高裁で下された。
11日付産経新聞によると、判決では「零」シリーズにおける侵害を認めてコーエーに約500万円の支払いを命じた一審の大阪地裁判決を変更し、新たに「戦国無双」などにおける権利侵害も一部認め、損害賠償額を約1億4300万円に増額したという。
同訴訟は、2件の特許をコーエーが侵害しているとして、カプコンが2014年7月4日に大阪地裁に対して起こした訴訟の続審。
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京都工芸繊維大は12日、同校の知的財産管理を担当していた前副理事・副学長が、大学に無断で企業などとの契約締結や冒頭出願を行うなど、5項目にわたり不正行為を行ったことが確認されたとして、同日付で前副学長に懲戒解雇処分を下したと発表した。この前副学長は応用生物学の教授だった。
京都工芸繊維大によると、同教授は知財の責任者である立場を利用し、自身が立ち上げたバイオベンチャー企業「プロテインクリスタル」に利益還元できるよう、任務違背行為を行ったという。
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産経新聞社は11日、朝刊の兵庫県版で8月18〜20日まで連載した記事「無人島生活 中学生のサバイバルキャンプ」について、神戸新聞が昨年8月31日〜9月3日に連載した記事の著作権を侵害した可能性が高いと判断したとして、神戸新聞社に謝罪し、記事を取り消したことを発表した。当該記事が、神戸新聞の記事に全般の構成が類似している上、複数の表現が酷似していたことから、著作権侵害の可能性が高いと判断したという。
記事は、姫路支局の男性記者が実際の取材にもとづいて書いたものとされるが、神戸新聞の記事に依拠した疑いが拭いきれなかったとしている。
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人気漫画をインターネット上に無断で公開していた海賊版サイト「漫画村」の運営に関わっていたとして、著作権法違反の罪に問われていた2人の被告の初公判が9日、福岡地裁で開かれた。同日付共同通信の報道によると、被告のうち、東京・中野区の男は「間違いありません」と起訴内容を認めた一方で、東京・府中市の女は「今回の件はやってません」と無罪を主張したという。
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