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1月19日
9月30日(月)配信
先週(9月23日〜9月29日)は、文化庁が海賊版コンテンツなどの違法ダウンロード規制に向けた議論を再開するため、パブリックコメントの募集を開始するとの観測が伝わるなど、著作権関連のニュースが複数報じられた。
朝日新聞は27日、漫画や写真などを権利者の許可なくダウンロードする行為を違法とする著作権法の改正について、文化庁が改めて検討を始めることがわかったと報じた。文化庁は来月にも、法改正についてのパブリックコメント(意見公募)を開始し、あわせてネットの使い方についてのアンケートも募る予定だという。
同改正案をめぐっては、ダウンロードの規制対象を原稿の音楽・画像からあらゆる著作物に拡大するといった内容や、悪質な行為には刑事罰を課すなどの内容に批判が寄せられ、3月に国会への提出が見送られた経緯がある。
27日付共同通信によると、パブリックコメントでは、国会に提出しなかった改正案をほぼそのまま公表し、改善の意見などを募る予定だという。意見公募は約1ヶ月間行う。
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日本漫画家協会と出版広報センターは25日、著作権を侵害したコンテンツのダウンロード違法化と、海賊版サイトへの誘導を図るリーチサイトの規制に向けた法整備を求める声明を共同で発表した。
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複数のメデイアは24日、人気漫画などの海賊版サイト「漫画村」をめぐる著作権法違反事件で、福岡県警が同日、サイトの運営者とみられる27歳の男を著作権法違反の疑いで逮捕したと伝えた。同容疑者は7月7日、滞在先のフィリピンで入国管理局に拘束され、9月24日に日本に強制送還された。
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産経新聞は27日、大学と共有する特許使用の権利をめぐり不正行為をしたとして京都工芸繊維大学から懲戒解雇処分を受けた同大学の森肇元副理事・副学長が同日、解雇処分は無効として大学側に地位確認と慰謝料など約1100万円を求める訴訟を京都地裁に起こしたと報じた。
京都工芸繊維大は12日、同校の知的財産管理を担当していた森氏が、自身が設立した企業と大学との共同特許の使用権を海外企業に独占使用させたとなどとし、同日付で森氏の懲戒解雇処分を発表していた。
産経新聞の記事によると、森氏側は、特許は森氏の企業の単独特許で、大学を外した特許の出願については大学側が手続きを故意に怠ったと主張しており、懲戒権の乱用だと訴えているという。
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