〜
2月16日
12月16日(月)配信
先週(12月9日〜12月15日)は、スタートアップの知財を大手企業が不正に搾取していないかについて、公正取引委員会が調査に乗り出したことが報じられた。海外では、米中の貿易協議が、第1段階の交渉で合意に達したことが伝わった。合意内容には、知財や技術移転の問題が含まれる。
複数のメディアによると、スタートアップ企業の知的財産やノウハウが大企業によって不当に奪われていないかなどを把握するため、公正取引委員会が初めての実態調査に乗り出した。11日の会見で、山田事務総長が明らかにしたという。
調査は企業へのヒアリングやアンケートによって行い、報告書にまとめる。スタートアップ企業をめぐり、こうした調査を公取委が実施するのは初めて。公取委は6月、中小企業の知財やノウハウを大手企業が不当に搾取しているとされる実態について調べた報告書を公表している。
【参照ソース・ニュース】
米国と中国はこのほど、第1段階の貿易交渉に合意したと発表した。米通商代表部(USTR)が13日に発表したところによると、両者は、知財、技術移転、農業、金融サービス、通貨・為替に関する分野で、中国の経済・貿易体制が構造改革やさらなる変革を遂げることを求める内容で合意した。今後両者は、合意文書の締結に向け、最終的な文言の調整を進めるという。
【参照ソース・ニュース】
複数メディアの報道によると、「無印良品」を手掛ける良品計画に対し、中国で先に「無印良品」を商標登録したとする地元企業が商標の使用差し止めなどを求めていた裁判で、地元企業の訴えを認める判決が下されていたことがわかった。当該の判決は、北京高級人民法院によって11月4日に下された二審判決で、これにより、良品計画の敗訴が確定した。
報道によると、対象となったのは寝具やタオルなどで、良品計画は今後、「無印良品」の商標を使えない状態が続くことになるという。
【参照ソース・ニュース】
複数のメディアによると、海賊版サイト「漫画村」の著作権法違反事件で、福岡県警などは9日、違法に得た広告収益を隠したとして、同サイトの元運営者の男を組織犯罪処罰法違反の容疑で再逮捕した。海賊版サイトの広告収入を犯罪収益と認定し、同法違反容疑で摘発するのは初めてだという。
【参照ソース・ニュース】
こんな記事も読まれています