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1月12日
9月21日(火)配信
先週(9月13日〜9月19日)は、スタートアップと出資者の契約適正化を促すため、政府が指針を策定するとの観測報道が伝わったほか、中国がTPPへの加入申請を正式に行ったニュースなどが報じられた。
共同通信は18日付で、政府が革新的な事業を手がけるスタートアップの育成に向け、出資者との契約適正化を促す指針を策定すると報じた。経済産業省と公正取引委員会が、年内にも案をまとめるとしている。出資を受ける側として弱い立場に置かれやすいスタートアップが、知的財産などをめり不当な扱いを受けないよう配慮する。
公取委は2020年11月に「スタートアップの取引慣行に関する実態調査」に関する最終報告を公表。調査に回答した企業の約17%が大手企業やベンチャーキャピタル(VC)などの出資者から自社の知財やノウハウなどを巡って「納得できない行為を受けた」と答えたことを明らかにした。
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中国政府が16日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への加入手続きを正式に申請したと発表した。これを受け、日本政府は、TPP参加国と相談し、戦略的な観点も踏まえて対応していくとの立場を示した。TPPへの参加には、知的財産の保護や国有企業の優遇制限、政府調達の透明性確保、市場アクセスのしやすさなどをめぐり厳格なルールの順守が求められるが、これらを「高いレベル」で満たす用意ができているかを見極めるとしている。
現在のTPP加盟国は11か国で、加入にはすべての加盟国の同意が必要。
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グーグルは16日、記事を提供するメディアに使用料を支払う自社ライセンスプログラム「ニュース・ショーケース」の提供を日本で開始したと発表した。全国紙から地元紙まで、40以上の国内報道機関が参加している。同サービスでは、参加メディア自らが表示する記事をキュレーションすることが可能で、記事の見出しをクリックすると、それぞれのメディアが運営する自社サイト上のコンテンツに直接移動できる。
ニュース・ショーケースは現在、ドイツ、フランス、英国、オーストラリア、アルゼンチン、インドなどを含む12か国以上で提供されており、さらに増える見込みだという。
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報道によると、パナソニックと子会社が発光ダイオード(LED)照明器具の構造に関する特許権を侵害されたとして遠藤照明に対し10億円の損害賠償を求めて起こした裁判で、大阪地裁は16日、パナソニック側の請求を棄却したという。同社は控訴する方針だという。
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