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12月1日
1月15日(月)配信
先週(1月8日〜1月14日)は、AIの学習モデルに自社の記事を使われたのは著作権侵害に当たるとして、米紙ニューヨークタイムズ(NYT)がオープンAIとマイクロソフトを提訴した件で、オープンAIが反論したニュースなどが伝えられた。
生成AIを手がける米オープンAIは現地時間1月8日、記事を不正利用し著作権を侵害したとして米紙ニューヨークタイムズ(NYT)から2023年12月末に訴訟を起こされた件で、同社への反論を自社の公式ブログに掲載した。
オープンAIは、生成AIのトレーニングにインターネット上で公開された素材を使うのは「フェアユース」に当たり、広く認められてきたと主張。同社が開発した生成AI、チャットGPTが導き出した回答に、学習元のコンテンツが「逆流」したかのようにそのまま出てきてしまう現象については、「まれなバグであり、ゼロにするために取り組んでいる」とした。さらに、NYTのコンテンツはその他のコンテンツと同様、AIモデルの学習に「有意義な貢献はしておらず、将来的にも大きな影響は与えないだろう」などと反論。
もっとも、同社は報道機関との協力を望んでおり、互いに連携することで相互に有益な機会を生み出すことができるとして、NYTとの建設的なパートナーシップを期待していると結んでいる。
ニューヨークタイムズは2023年12月27日、生成AIモデルのトレーニングに同紙の数百万本に及ぶ記事を不正利用し著作権を侵害したとして、オープンAIと同社に出資するマイクロソフトに対し、米連邦地裁に訴訟を起こしたと発表した。
【参照ソース・ニュース】
イングランドプレミアリーグのサッカークラブ、マンチェスター・シティ(マンC)がアサヒビールとのスポンサー契約に基づき使用するトレーニングウェアに入れられた「スーパードライ」のロゴが自社の商標権を侵害しているとして、英アパレルブランドの「スーパードライ(Superdry)」が、英高等法院(高裁に相当)に訴えを起こした。各メディアがこのほど報じた。スーパードライ社はトレーニングウェアへの「スーパードライ」表記を停止することなどを求めている 。
マンCはアサヒビールと2022年8月にスポンサー契約を締結し、同社の主力ブランド「アサヒスーパードライ」がチームの公式ビールパートナーになると発表。2023年7月には提携を拡大し、ノンアルコールビール「アサヒスーパードライ0.0%」のロゴを入れた公式トレーニングウェアを2023~2024年シーズンに着用すると発表していた。
【参照ソース・ニュース】
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