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11月24日
1月27日(月)配信
先週(1月20日〜1月26日)は、出版業界の調査研究機関が発表した2019年の出版市場規模が、電子コミック市場などの大幅な伸びを受けて前年比で増加したことが報じられ、注目を集めた。電子コミック市場の大幅増は、2018年4月の「漫画村」閉鎖などが影響したとみられている。
全国出版協会・出版科学研究所が24日に発表した2019年(1~12月期累計)の出版市場規模によると、電子コミック市場の伸びがけん引する形で電子出版市場が拡大、紙と電子を合算した全体の出版市場は前年比0.2%増の1兆5432億円となり、2014年の統計開始以来初めて前年比で増加した。
電子コミックは29.5%増の2593億円となり3割増の大きな伸びを示した。同市場は、18年4月の海賊版サイト「漫画村」の閉鎖以来、順調な成長を続けているという。
電子出版市場は23.9%増の3072億円。一方、紙の市場は4.3%減の1兆2360億円だった。
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CNBCは米国時間22日、アマゾンが「アマゾン・ファーマシー」の商標をカナダや英国、豪州の知的財産庁に申請していると報じた。米国外で処方箋薬の販売サービスを開始する動きがみられるとしている。
同社は2018年にインターネットの処方薬販売を手掛けるビルパック社を買収した。
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文化庁はこのほど、インターネット上の漫画や写真などのコンテンツを海賊版と知りながらダウンロードする行為を違法化する著作権法の改正に向け、これまでの検討会の報告書をとりまとめて公表した。
報告書では、ダウンロードなどの軽微な事例は違法化の対象としない一方で、論文や記事の半分程度のダウンロードは軽微と認めずに違法化するなど、線引きする範囲を具体的に示した。二次創作作品も、違法化の対象から外すこととした。
一方、規制の対象を「著作権者の利益を不当に害することとなる場合」に限定するか否かについては、委員の間で賛否が分かれたため、意見の集約を見送った。
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