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11月24日
2月3日(月)配信
先週(1月27日〜2月2日)は、シャープが、スマホの無線LAN関連技術をめぐり、同社の特許を侵害したとして、オッポジャパンを提訴したニュースなどが伝わった。
シャープは1月30日、オッポジャパンがスマートフォンの通信技術に関する同社の無線LAN関連特許1件を侵害しているとして、東京地裁に特許権侵害差止請求訴訟を起こしたと発表した。あわせて、特許権侵害差止仮処分の申し立ても行った。
複数の報道によると、5つのスマホを対象に販売差止を求めているという。
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任天堂は1月29日、ゲームソフト「マリオカート」の略称「マリカー」を社名に使い、「マリオ」などの衣装を貸与して公道カートを走らせるサービスを提供していたことが知的財産権侵害にあたるとして「MARIモビリティ(マリカー)」を相手に起こしていた訴訟の控訴審で、知財高裁が同日、MARIモビリティに対し5000万円の損害賠償金の支払いと不正競争行為の差止を命じたと発表した。5000万円は、任天堂が今回の件で被った損害の一部として請求していた金額の全額。
同訴訟では2019年5月30日、知財高裁が、「マリカー」「maricar」などを表示した営業上の使用行為や衣装貸与が不正競走行為に当たるとして任天堂の知財を侵害しているとの中間判決を下していた。同訴訟では、2018年9月の東京地裁における一審でも、任天堂の訴えを認める判決が下されている。
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インターネット上に無断で掲載されたコンテンツのダウンロードを違法化することを目指す著作権法改正をめぐり、複数のメディアは1月30日、自民当の知的財産戦略調査会が、著作権者の利益を不当に害しない「特別な事情」がある場合を除くとする案をまとめたと伝えた。ネット利用が過度に委縮しないよう配慮したといい、政府が提案する著作権法改正案に反映される見通しだという。
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ブルームバーグは1月30日、アップルとブロードコムがカリフォルニア工科大学のWi-Fi関連技術の特許を侵害したとして起こされていた訴訟で、両社に対して合計約11億ドル(約1200億円)の損害賠償金を支払う陪審評決がロサンゼルスの連邦地裁で下されたと伝えた。賠償金の支払い額は、アップルが8億3780万ドル、ブロードコムが2億7020万ドルだという。
カリフォルニア大は、アップルの製品に使用されているブロードコム製のWi-Fiチップが特許を侵害しているとして2016年に訴訟を起こしていた。
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1月27日付の日本経済新聞などによると、総務省が同日、高速通信規格「5G」の次世代となる「6G」をめぐって、2030年ごろの実用化をにらんだ官民の有識者からなる初会合を開催した。6月をめどに最初の取りまとめを行い、21年度予算の概算要求に盛り込む見通しだという。
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