知財ニュースまとめIP Force が1週間の知財ニュースをサマリー

ホーム > 知財特集記事・知財寄稿記事 > 知財ニュース> 知財ニューストピックス

この記事をはてなブックマークに追加

先週の知財ニューストピックス(3月2日〜3月8日)

3月9日(月)配信

 先週(3月2日〜3月8日)は、世界知的所有権機関(WIPO)の次期事務局長を決める選挙が行われ、シンガポール特許庁長官のダレン・タン氏が選出されたニュースなどが伝わった。

WIPO次期事務局長にシンガポールのタン氏選出

 世界知的所有権機関(WIPO)は4日、次期事務局長にシンガポール特許庁長官のダレン・タン氏を任命すると発表した。加盟83か国による投票が2回行われ、タン氏と中国人の候補者ワン・ビンイン氏による決選投票でタン氏が55票を獲得。28票だったビンイン氏を突き放して選出された。5月7日~5月8日に開催する臨時総会で正式に指名される。

【参照ソース・ニュース】

敗訴した音楽教室側、JASRACを控訴

 音楽教室で演奏される楽曲に対して日本音楽著作権協会(JASRAC)が著作権使用料を徴収できるかが争われた裁判で、「徴収できる」との判決が下されたことを受け、原告である音楽教育を守る会は4日、判決を不服として知財高裁に控訴した。
 同会は今回の判決について、「社会一般の感覚から乖離しており大きな違和感がある」としている。

【参照ソース・ニュース】

知財侵害品の輸入差止め点数、7年ぶり100万点超え

 財務省は6日、2019年に全国の税関が知財権侵害を理由に輸入差止めを行った物品の点数が前年比9.6%増の101万8880点に上り、7年ぶりに100万点を超えたと発表した。一方、件数ベースでは8.0%減の2万3934件となった。こうした差止物品の仕出国・地域では、中国が82.8%(件数ベース)を占めて最多となった。
 差し止めた物品の内容は、医薬品、自動車付属品、電気製品、美容用品など。このほか、オリンピック・パラリンピック関連物品の輸入差止めが増加したという。

【参照ソース・ニュース】

和牛の知財保護で2法案を閣議決定

 複数のメディアによると、政府は3日、和牛の受精卵などの遺伝情報を知的財産とみなして海外への不正持ち出しを規制する関連2法案「家畜遺伝資源不正競争防止法案」「家畜改良増殖法改正案」を閣議決定した。

【参照ソース・ニュース】

こんな記事も読まれています

知財ニュースまとめ
1月20日

1月26日

先週の知財ニューストピックス(1月20日〜1月26日)

知財ニューストピックス

知財ニュースまとめ
1月13日

1月19日

先週の知財ニューストピックス(1月13日〜1月19日)

知財ニューストピックス

知財ニュースまとめ
1月6日

1月12日

先週の知財ニューストピックス(1月6日〜1月12日)

知財ニューストピックス

知財ニュースまとめ
12月16日

12月22日

先週の知財ニューストピックス(12月16日〜12月22日)

知財ニューストピックス