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1月19日
3月16日(月)配信
先週(3月9日〜3月15日)は、インターネット上の海賊版対策のため、著作権侵害にあたるコンテンツのダウンロードを規制する著作権法の改正案が閣議決定されたニュースなどが伝わった。
複数のメディアによると、政府は10日、インターネット上の海賊版対策として、無断で公開されたコンテンツのダウンロードを規制する著作権法改正案を閣議決定した。音楽や動画などに限定していたこれまでの規制対象を漫画や書籍、論文など幅広い範囲に拡大し、悪質なケースには刑事罰も科す。リーチサイトも規制対象とする。
一方、スクリーンショットへの映り込みといった軽微なダウンロードは違法とせず、二次創作品のダウンロードも対象から外した。著作権者の利益を不当に害しない「特別な事情がある場合」なども、規制の対象外とする。
政府は今国会に同改正案を提出し成立を目指す考え。
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シャープは9日、中国のOPPOと日本法人のオッポジャパンが、自社が保有する複数のLTE関連特許を侵害しているとして日本とドイツで特許侵害訴訟を起こしたと発表した。OPPOを対象にドイツの地方裁判所で6日、オッポジャパンを対象に東京地裁で6日と9日に、それぞれ特許侵害にもとづく損害賠償請求訴訟を提起した。
シャープは1月にも、スマートフォンの無線LAN関連特許を侵害したとしてオッポジャパンに対して訴訟を起こしている。
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シャープは11日、液晶パネルに関する特許を侵害したとして、中国のパネル製造会社などを相手取り、米国で特許権侵害訴訟を起こしたと発表した。訴訟は10日付で、特許権侵害の申し立てのほか、侵害行為の差止命令、液晶パネル技術の無償使用や逸失利益に対する損害賠償などを求めている。
特許権侵害を受けたのは、PSA技術や高精細パネル技術を含む液晶パネル関連技術だとし、中国の咸陽彩虹光電科技、香港のTPVテクノロジー、米国のVizioを相手に訴訟を起こした。
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日本経済新聞はこのほど、特許庁がAIや3Dプリンターに投入するデータ群において従来にない独自性の高いものについて、権利侵害があれば差し止められるようにする方針だと報じた。AI開発や3Dプリンタで革新的な製造に欠かせないデータ群とされる「データセット」を差し止めの対象に加えることができるよう、「特徴ある方法で生み出したデータ」などを保護対象に含める方向で、2021年の特許法改正をめざすという。
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