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1月26日
4月13日(月)配信
先週(4月6日〜4月12日)は、世界知的所有権機関(WIPO)が7日に発表した2019年の特許の国際出願件数で、中国が初めて米国を抜いて首位に立ったニュースなどが注目を集めた。
世界知的所有権機関(WIPO)が7日に発表した2019年の特許の国際出願件数によると、5万8990件を出願した中国(10.6%増)が5万7840件の米国(2.8%増)を抜き、初の首位に立った。1978年にPCT出願の運用が開始されて以来、米国が首位の座を譲るのは初めてだという。
日本(5.9%増)は5万2660件で3位。4位はドイツ(1万9353件・2.0%減)、5位は韓国(1万9085件・12.8%増)だった。
企業別では、1位にファーウェイ(4411件)、2位に三菱電機(2661件)、3位にサムスン電子(2334件)が入った。
なお、世界全体の出願件数は26万5800件(5.2%増)だった。
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政府は10日、教科書などの著作物をオンライン授業で使用できるようにする改正著作権法の施行日を4月28日とする政令を閣議決定した。新型コロナウィルスの感染が拡大するなか、小中学校や大学が遠隔授業を行いやすい環境を早急に整備する。改正著作権法は2018年5月に成立、3年以内に施行する予定で、2021年4月頃の施行が見込まれていたが、1年前倒しで施行する形となる。
同制度では、「授業目的公衆送信保証人管理協会(SARTRAS)」に一定の補償金を支払うことにより、著作権者に無許諾で著作物を利用できる仕組みになっている。しかし、今回の施行前倒しにあたり、SARTRASは6日、20年度に限った特例として、利用する学校などから補償金を徴収しない方針を発表した。
なお、これに先立つ3月31日、東京大学などの国立7大学と国立情報学研究所は連名で同制度の早期施行を文化庁に要請。翌4月1日に文化庁は、同制度を前倒して4月中に施行するため、期間を短縮してパブリックコメントを実施していた。
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複数のメディアの報道によると、フランスの競争当局が9日、グーグルに対し、インターネットの検索結果で表示する記事の使用料について、仏メディアと交渉を行い、支払いを開始するよう命じ、3か月以内に結論を出すように求めたという。グーグルはこれまで、欧州連合(EU)で新たに施行された著作権指令の順守を拒否してきた。
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シャープは7日、中国のオッポ製スマートフォンが自社のLTE関連特許を侵害しているとして、台湾で同社製品を販売する代理店に対し、損害賠償を求めて訴訟を起こしたと発表した。
シャープは3月9日、オッポとオッポジャパンに対し、LTE関連特許の侵害を主張して訴訟を提起したほか、これに先立つ1月末には、スマホ関連の無線LAN関連特許を侵害したとしてオッポジャパンを提訴していた。
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