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1月26日
4月20日(月)配信
先週(4月13日〜4月19日)は、IoTを普及させるため、関連機器への貢献がわずかな技術に限って特許権を制限する方向で特許庁が検討を始めたとのニュースが報じられた。
日本経済新聞は19日付で、IoTの普及を目的に、特許庁がIoT関連機器への貢献がわずかな技術に限り、通信などに関する既存の特許権の利用差し止めを認めない方向で検討を始めたと報じた。「権利の乱用」を認めない民法の規定を踏まえ、技術の利用停止を最小限にとどめる考えだという。記事では、特許庁は関係者の意見を聞き、2021年の特許法改正をめざすとしている。
特許権を持つ企業が権利侵害を逐次訴えると、IoTの利活用が進まなくなる恐れがあるとされ、欧米でも制限する動きがあるという。
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和牛の精液や受精卵などの遺伝資源を知的財産と位置づけ、海外への流出を防ぐための関連二法「家畜改良増殖法の一部を改正する法律」と「家畜遺伝資源の不正競争の防止に関する法律」が17日の参院本会議で可決、成立した。これにより、不正に得た受精卵などを使用したり、海外に持ち出そうとするなどの悪質なケースには、刑事罰を科すことが可能になる。これらの法律は、今秋にも施行される。
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日産自動車は16日、次世代型のリチウムイオン電池とされる全樹脂電池の要素技術をAPBにライセンス供与すると発表した。APBは全樹脂電池の製造・販売を手がけるスタートアップ企業で、親会社の三洋化成も同日、関連技術を同社にライセンス供与すると発表した。これにより、APBは全樹脂電池の量産化をめざす。
全樹脂電池は、従来型のリチウムイオン電池よりも容積あたりの充電容量が大きいほか、電解質が金属から樹脂に置き換わることで安全性が高まる、構造がシンプルなため低コストで製造できる、などのメリットがあるとされる。
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