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2月16日
9月7日(月)配信
先週(8月31日〜9月6日)は、ジャパンディスプレイ(JDI)とパナソニックが、液晶パネル技術の特許をめぐり、中国の液晶パネル大手を米国の裁判所に提訴したニュースなどが伝わった。
複数のメディアが3日付で報じたところによると、ジャパンディスプレイ(JDI)とパナソニックが、液晶パネル技術の特許を侵害したとして中国の液晶パネル大手、天馬微電子を米国の地方裁判所に提訴した。提訴は8月31日付。
3日付ロイター通信によると、提訴の対象となったのはJDIとパナソニックが共同で保有する特許9件とJDIの6件の計15件で、損害賠償や使用停止などを求めているという。これらの特許は、モトローラのスマートフォンやASUS(エイスース)のタブレット端末などに使用されているという。
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複数の報道によると、鴻海精密工業とマイクロソフトはこのほど、特許のライセンス使用料をめぐり2019年から係争していた訴訟問題で和解したことを発表したという。
マイクロソフトは特許のライセンス料が未払いになっているとして19年3月8日付で鴻海をカリフォルニア州の連邦地裁に提訴していた。マイクロソフトは鴻海の子会社である富士康科技集団と2013年に特許に関する契約を交わした。
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パナソニックは、知財紹介サイト「知財図鑑」と連携し、自社が保有する知財を活用するパートナー企業の募集を開始する。保有する7種の知財について説明するオンライン説明会を9月14日に実施し、協業先を探す。紹介する7種の知財は、視線検出、生体検出、画像解析、位置情報、魚眼測定、IoTの技術に関するもの。
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世界知的所有権機関(WIPO)などは9月2日、各国のイノベーション創出力を示すグローバル・イノベーション・インデックスを発表した。日本は前年から1つランクを下げ、16位となった。
1位はスイス、2位スウェーデン、3位米国となり、トップ3の順位は2019年から変わらなかった。アジアからは8位にシンガポール(19年も8位)が入ったほか、10位に韓国(11位)、11位に香港(13位)、14位に中国(14位)がトップ20に入った。
WIPOは、コロナウイルス感染症の感染拡大により、長期間にわたって世界的に隆盛となっていたイノベーション勃興の流れが圧迫されているとした。特に、医療分野では発明が促進されている一方で、ファイナンスの問題などによって研究開発の活動が阻害されているとして懸念を示した。
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