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2月16日
10月19日(月)配信
先週(10月12日〜10月18日)は、テレビとインターネットの同時配信を後押しするため、文化庁の検討会が、課題となっている著作権関連の手続を一部簡素化する方向で中間とりまとめ案を示したニュースなどが報じられた。
テレビ番組をインターネットで同時配信する際の著作権などに関する処理を円滑化するため、文化庁は12日に開催した検討会で許諾手続きを容易にする方向で中間とりまとめ案を示した。各メディアの報道によると、同案は了承された。文化庁は年内に具体的な制度設計をし、2021年の通常国会に著作権法改正案を提出する方針だ。
了承された案では、権利者が放送番組での利用を認める契約を放送事業者と契約した場合、特段の意思表示をしていない場合は、放送だけでなく同時配信などについても許諾したものと推定する規定を設けるとしている。ただ、権利者が放送にかかわる権利を同時配信と別区分で管理している場合などは許諾の推定はされず、同時配信を許諾していなかった事実が証明された場合などは推定を覆すことも可能。法改正前に締結された契約についても、「許諾推定」はできないなどとした。
権利者が不明の場合や協議が不調に終わった場合などに利用できる裁定制度については、放送だけでなく同時配信などでも活用できるようにする考え。
【参照ソース・ニュース】
産経新聞は13日付で、積水化学工業の元社員がスマートフォンのタッチパネルに関する技術情報を中国企業に漏えいした疑いが強まったとして、不正競争防止法違反の疑いで大阪府警から書類送検されたと報じた。同記事によると、中国企業は通信機器部品メーカー「潮州三還グループ」で、積水化学の元社員は2018年8月上旬から19年1月下旬に、同社の営業秘密にあたる「導電性微粒子」の製造工程にかかわる技術情報をメールで潮州三還に送るなどした疑いが持たれているという。
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各紙の16日付報道によると、岐阜県警は同日、「それいけ!アンパンマン」のキャラクターをかたどった人形焼を無断で販売したとして、著作権法違反などの疑いで岐阜県関市の露天商ら男女4人を書類送検した。4人とも容疑を認めており、コロナ禍でイベントが中止となるなか、移動販売車で同菓子を売り始めたと話しているという。
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