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1月12日
11月9日(月)配信
先週(11月2日〜11月8日)は、政府が、個人利用目的で輸入される知財権侵害物品の規制を強化する方向で商標法などの関連法改正を目指す考えであることなどが明らかになった。
政府は、偽ブランド品などの海外から輸入される模倣品に対する規制を強化する。海外の事業者が国内の個人に模倣品を直接発送する行為を新たに商標権侵害と位置付ける方向で商標法などを改正し、模倣品の流入に歯止めをかける考え。
近年、国境を越えた電子商取引の拡大や、国際貨物の配送料金が低下したことなどにより、海外の業者が日本国内の個人に対して模倣品を直接販売、発送するケースが急増しているという。現行の法体制では、事業者に該当しない個人による輸入は、商標権侵害にならない。
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文化庁の審議会は9日、図書館資料のインターネット送信を可能にするため、ワーキングチームを開く。コロナ禍で多くの分野でのオンライン化が進む中、図書館の蔵書資料のデジタル送信を可能にする方向で報告書をとりまとめ、2021年通常国会での著作権法の改正案提出につなげる考え。
会合では、電子出版などを扱う関連市場との関係や、送信データの流出防止策、権利者の権利保護や補償金請求権の取り扱いをどうするかといった課題について検討する。文化庁は年内にパブリックコメントを実施し、報告書をとりまとめる予定。
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