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12月15日
3月15日(月)配信
先週(3月8日〜3月14日)は、WTOの会合で新型コロナウイルスワクチンの知財をめぐり、一時的な放棄を求める途上国側とそれに反対する主要国側が対立していることなどがニュースとして伝わった。
世界貿易機関(WTO)は11日、新型コロナウイルスの予防・封じ込め・治療に関連する知的財産権をめぐり、TRIPS協定(知的所有権の貿易関連の側面い関する協定)が定めた権利保護の規定をすべての加盟国が一時的に放棄するよう求めた提案について、議論を続けると発表した。
この提案はインドと南アフリカによって提出され、2020年10月から議論されてきた。途上国側はこの提案を支持し、知財が必要分のワクチン生産の「障壁」となっており、これを一時的に取り除くことで生産・配分を加速させるべきだと主張。一方、先進国側は、知財が現在だけでなく将来のパンデミックの際にもイノベーションを起こすインセンティブになるとし、知財がワクチンの製造や入手の障壁になっている証拠はないなどと主張している。
次回のTRIPS理事会は6月8日~9日に開催される予定だが、加盟国は4月に追加会合を複数回開くことを検討することで合意している。
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三陽商会は11日、米ポール・スチュアート社から「ポール・スチュアート」の日本国内における商標権を取得する契約を結んだと発表した。31日に取得する予定。
これまではライセンサーである同社の許諾を受け、日本国内での同ブランドを展開していたが、今後はブランドをめぐる重要な意思決定を同社が行えるようになるため、ブランディングのための投資などをより機動的に行えるようになるという。
ポール・スチュアート社は、六井物産の100%子会社。
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米マイクロソフトのブラッド・スミス社長は12日、報道機関が記事使用料などを求めてIT大手と団体交渉をできるようにする米超党派議員の法案に対し、支持を表明した。同日開催された米下院の公聴会で考えを示した
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大阪府立大と大阪市立大を統合して来年4月に開学する「大阪公立大学」の英語名が、当初の「University of Osaka」から「Osaka Metropolitan University」に変更されることになった。同校の運営法人である公立大学法人大阪が12日に発表した。
同校の英語名をめぐっては、大阪大が類似したような英語名を用いていることから、海外で混同される恐れがあるとして、変更を求めていた。
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