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12月15日
4月26日(月)配信
先週(4月19日〜4月25日)は、任天堂がスマホゲームをめぐりコロプラを特許侵害で訴えていた訴訟で、損害賠償請求額を大幅に引き上げたニュースなどが伝わった。
コロプラは21日、同社のスマホ用ゲーム「白猫プロジェクト」が特許権を侵害しているとして任天堂から提起されていた訴訟について、損害賠償請求額がこれまでの49億5000万円から96億9900万円に増額されたと発表した。訴訟提起からの時間経過が理由だという。コロプラは、任天堂の特許権を侵害している事実は一切ないものと確信しているとして、正当性を主張していく考え。
コロプラは、任天堂から2017年12月22日付で東京地裁において同訴訟を起こされた。任天堂は2021年2月12日に、同じく訴訟提起からの時間経過を理由に損害賠償請求額を44億円から49億5000万円へと増額していた。
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日立ABBパワーグリッドは21日、GEグリッドソリューションとの間で、高電圧機器に使われる六フッ化硫黄ガスの代替ガスの使用に関する非独占的なクロスライセンス契約を締結したと発表した。この代替ガスは、フルオロニトルをベースとした混合ガスで、六フッ化硫黄ガスに比べて環境への影響を大幅に低減できるという。この契約により、両社ともに六フッ化硫黄ガスを使用しないソリューションを補完する知的財産を共有できるようになるという。
今回の合意は、将来的に電力会社や産業界が温室効果ガスの削減を加速させることにつながるものだという。
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ブルームバーグは22日付で、米バイデン政権が、世界が新型コロナワクチンにアクセスしやすくなるよう、関連する知的財産権の保護を一時放棄する提案を受け、支持することを検討していると報じた。提案は民主党の進歩派議員らによって前週行われたもので、大手医薬品メーカー各社は反対しているという。
提案は、特許や商標、企業秘密などを含む知的財産権を保護する義務を幅広く免除することを求めたもので、世界貿易機関(WTO)で議題に上っているものと同じ。新型コロナのワクチンや関連する医療製品の生産や輸出にかかわるルールを緩和することが狙い。
新型コロナワクチンの知財をめぐってはこれまで、ノーベル賞受賞者や各国の元元首などが一時停止を求める書簡を米政権に送ったニュースなども伝わっている。
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特許取引プラットフォームを運営するIPweは21日、IBMと連携し、特許をNFT(非代替性トークン)やデジタル資産として活用する計画を発表した。IBMのブロックチェーン技術を用いる。知的財産をトークン化することで、特許の売却や取引、商品化、マネタイズがより容易になり、投資家や発明家にとって、資産としての流動性も高まるとしている。
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