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2月16日
6月14日(月)配信
先週(6月7日〜6月13日)は、新型コロナウイルスワクチンの知財の一時放棄をめぐるWTOの会合が開かれたニュースなどが伝わった。会議では、途上国側の提案に加え、EUの提案に基づいた議論が行われ、7月に開催される次回会合に向けて集中的な議論を継続していくこととなった。
世界貿易機関(WTO)は8~9日にTRIPS(知的財産権と貿易に関連する)理事会を開催し、新型コロナウイルスワクチン知財の一時放棄をめぐる議論を行ったが、具体的な進展はなかった。次の理事会は7月21~22日に開催される予定だが、6月17日に最初の非公式会合を行い、テキストベースの議論を進め、次の総会を前に必要なステップを詰めていく予定だという。
今回の議論は、ワクチン知財の一時免除を求めてインドや南アフリカなどが提起した案と、欧州連合(EU)が6月に行った提案をもとに行われた。インド、南アなどは5月に知財の保護義務免除期間を少なくとも3年間とすることなどを示した修正案を提出している。一方、EUは、ワクチンの輸出規制の制限、ワクチンの生産拡大に向けたライセンス契約やノウハウの共有、TRIPS協定に基づく強制実施権の行使などを提案している。
【参照ソース・ニュース】
佐賀県は11日、佐賀藩の藩校「弘道館」が関東在住の女性によって商標登録されていたことを巡り、県が無効審判請求を行っていた件で、登録を無効とした特許庁の審決が同日付で確定したと発表した。特許庁の審決は4月26日付で、「公正な競業秩序を害するものであり、社会公共の利益に反するもの」だとして、同商標の登録無効を結論付けていた。同審決に対して訴えを起こせる期間が経過したことから、登録無効の審決が確定した。
女性は2012年12月に「弘道館」を商標出願し、2013年10月に登録された。
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