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12月1日
11月22日(月)配信
先週(11月15日〜11月21日)は、大塚製薬工場が陽進堂と関連会社による特許侵害を訴えていた訴訟の控訴審で、知財高裁が訴えを認め、関連製品の製造差し止めなどを命じる判決を下したニュースなどが伝わった。
大塚製薬工場が輸液製品の特許を侵害されたとして、陽進堂(富山市)と関連会社のエイワイファーマ(東京)に製造差し止めなどを求めた裁判の控訴審判決で、知財高裁は16日、特許侵害があったことを認め、陽進堂側に製品の製造販売などの禁止と廃棄を命じた。訴えを棄却した2020年12月の東京地裁の一審判決を取り消した。
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米ファイザーは16日、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬のライセンス契約を国連が支援する医薬品特許プール「MPP」との間で結び、より多くの低・中所得国が同薬を使用できるようにすると発表した。同薬が承認された場合、MPPを通じて後発薬メーカーがサブラインセンスを受け、同薬を製造できるようになる。同社によると、95カ国がライセンス使用料を支払わずに同薬を製造でき、これにより世界の人口の53%がカバーされるという。これらの国々のライセンス料については、新型コロナウイルス感染症が、世界保健機関(WHO)によって「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に分類されている限り、免除する。
この治療薬は、HIV治療薬「リトナビル」との配合剤で、ファイザーは同日、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可申請をしたことを発表している。
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20日付日本経済新聞は、主要7カ国(G7)の特許庁長官が19日夜にオンライン会合を開き、ワクチンや医薬品の開発を協力して促進する方針を示す共同声明を採択したと報じた。安価で質の高いワクチンの普及には特許制度が不可欠であることを強調し、ライセンス契約による適正な技術移転や研究開発を支援する目的があったという。G7として特許庁長官が会合を開くのは初めて。
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映画の内容を無断で短く編集した「ファスト映画」を動画投稿サイトに公開したとして著作権法違反の罪に問われた男女三人の判決が16日、仙台地裁で下された。報道によると、札幌市在住の主犯格の被告に懲役2年、執行猶予4年、罰金200万円(求刑は懲役2年、罰金200万円)、共謀した札幌市の被告と東京都渋谷区の被告に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑は懲役1年6か月)、罰金はそれぞれ100万円と50万円が言い渡された。
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AFP通信の18日付記事によると、同社とグーグルは17日、欧州のAFPコンテンツにグーグルが著作権料を支払う「先駆的な」5年契約を結んだと発表した。金額は非公開。記事によると、両社は1年半前から交渉を続けていたという。
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各紙の報道によると、警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」に似たイラストが描かれた名刺を販売目的で所持したとして、愛知県警が16日、香川県三木町の会社役員を商標法違反容疑で再逮捕(=詐欺容疑などで逮捕)した。容疑者は、ピーポくんが商標登録されていることを知らなかったとして、容疑を否認しているという。
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