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4月27日
2月28日(月)配信
先週(2月21日〜2月27日)は、特許プール「アバンシ」が、コネクテッドカー(つながる車)」向けに5G特許のライセンスプログラムを2022年度中に開始するというニュースなどが伝わった。
日本経済新聞は2月26日付で、通信事業者のパテントプール「アバンシ」が、「コネクテッドカー(つながる車)」向けに5G特許のライセンスを2022年度中に開始すると報じた。通信技術が自動車にもたらす価値が高まることから、特許利用料は現行の4G(LTE)における1台15ドルよりも高くなる見込みだという。2022年上半期にも、5Gプログラムの条件を発表するとしている。このほか、自動車以外のIoT分野に向けて高速通信特許プログラムを年内に発表する可能性もあるという。同社の5G事業関係者へのインタビュー内容として伝えた。
同紙は2月2日付で、アバンシがトヨタ自動車やホンダ、日産自動車の国内大手3社に対し、コネクテッドカーで使用される4G関連の特許料を車1台あたり15ドル支払うよう求めていると報じていた。
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政府は25日、「経済安全保障推進法案」を閣議決定した。機微技術に関する特許の非公開化のほか、重要物資の安定供給の確保、基幹インフラの事前審査、先端技術の官民協力などの4つの柱が盛り込まれた。今通常国会での成立を目指す。
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後発薬大手の日医工が製造販売する骨粗しょう症治療薬が物質特許を侵害しているとして中外製薬が損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は2月24日、請求を棄却する判決を言い渡した。同日、日医工が発表した。
中外製薬は、日医工の後発薬「エルデカルシトールカプセル 0.5マイクログラム、0.75マイクログラム『日医工』」(先発品名:エディロールカプセル)が自社の物質特許を侵害しているとして、2021年2月17日に東京地裁に特許侵害訴訟を起こした。同社は同日付でリリースを出し、今後の対応を検討するとした。
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佐賀県は2月25日、県が育成者権を持つ、かんきつの新品種「にじゅうまる」が不正に栽培され、県外の百貨店で販売されていたと発表した。不正流出した190キログラム分(約600個)のうち90キログラム分は出荷市場が自主回収した。県は、不正流出した苗木については種苗法の規定に基づき伐採などの処分を行い、さらに、同法や商標法などの関係法令に基づき厳正に対処するとしている。にじゅうまるを栽培するためには、県が通常利用権を許諾しているJAから苗木の譲渡を受ける必要がある。
県の調査によると、10年ほど前、県内の農家が試験圃場から無断で穂木を採取して100株ほどに増殖させ、集荷業者を通じて県内の別の農家に80株を販売。その農家が同株から今年初めて収穫した果実を県外の市場に出荷したという。
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