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12月1日
3月7日(月)配信
先週(2月28日〜3月6日)は、三菱UFJ銀行が非代替性トークン(NFT)関連事業に参入するニュースなどが伝わった。
三菱UFJ銀行は3月3日、非代替性トークン(NFT)関連事業で、香港の同業大手アニモカ・ブランズと協業することで基本合意したと発表した。協業によって、アニモカが持つデジタルコンテンツや知的財産の権利化ノウハウ、NFT市場の運営ノウハウと、三菱UFJが持つ顧客ネットワークや取引の安全性に関する知見を生かすとしている。NFTの発行・出品などの支援から、購入・保管に向けたサービスの提供など、安全なNFT環境の整備に向けた取り組みも検討していくという。
アニモカは香港を拠点に、ブロックチェーンやNFTを使ったサービスを手掛ける。日本市場には2021年10月に進出。
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経済産業省はこのほど、ユーザーが入力した発明内容や複数の先行特許文献に基づいて特許出願書類の記載例となる文章を自動出力するシステムについて、弁理士の監督下で同システムを用いた書類作成行為が行われる限り、弁理士法違反にはならないとの見解を示した。特許出願サポートシステムを提供する事業者が、「グレーゾ-ン解消制度」を通じて確認を求めたもので、回答は2月18日付で示された。
3月1日付の日本経済新聞によると、この確認を求めたのは、AIによる特許書類作成サービスなどを手がけるAIサムライ(東京・千代田区)だという。
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小野薬品工業は2月28日、アストラゼネカが販売する免疫療法治療薬「イミフィンジ」が、自社の持つ抗PD-L1抗体に関する特許を侵害しているとして、販売の差し止めと約320億円の損害賠償を求めて東京地裁に同日付で提訴したと発表した。同社は、当該薬による治療が患者の生命にかかわることを考慮し、「訴訟外においてでもロイヤリティなどを含む適切な対価を支払う旨の合意がアストラゼネカとなされれば、当該薬の販売差し止めは求めない方針」としている。
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財務省は3月4日、知的財産権の侵害を理由に2021年に全国の税関で輸入が差し止められた偽ブランド品などの点数が、前年から39.1%増加し81万9411点になったと発表した。差し止めた件数は6.7%減の2万8270件。差し止めの点数・件数ともに中国からのものが最多(点数は全体の75.1%/件数は77.4%)だった。
品目別でみると、電気製品の差し止め点数が62.0%増加したほか、医薬品が約6.8倍に急増した。
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