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2月2日
3月22日(火)配信
先週(3月14日〜3月20日)は、会社の営業秘密を洩らしたとして不正競争防止法違反罪に問われていた愛知製鋼の元専務らに対し、名古屋地裁が無罪判決を下したニュースなどが伝わった。
トヨタ自動車系列の特殊鋼メーカー「愛知製鋼」の営業秘密を他社に漏らしたとして、不正競争防止法違反の罪に問われていた同社元専務と元社員に対する公判の判決が3月18日、名古屋地裁で下された。裁判長は、「営業秘密を開示したとは言えない」として、被告らに無罪を言い渡した。各社が同日付で報じた。
各報道によると、公判では、愛知製鋼が開発した磁気センサーの製造に必要な装置の情報を被告らがホワイトボードに示して他社の社員に説明した行為を巡り、このときに示した内容が営業秘密に当たるか否かが争われた。
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中外製薬は3月17日、米アレクシオン・ファーマシューティカルズに対して起こしていた特許権侵害訴訟について、同日付で和解契約を締結したと発表した。中外薬はアレクシオンから一時金7億7500万ドル(約929億円)を受け取る。
これに伴い、同社が日米両国で起こしていたアレクシオンに対する訴訟は取り下げる。中外薬は、アレクシオンが販売する抗補体抗体製品「ユルトミリス」2018年11月に米デラウエア州連邦地裁で、同年12月に東京地裁で、それぞれ特許侵害訴訟を起こしていた。
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世界貿易機関(WTO)のオコンジョイウェアラ事務局長は3月16日、新型コロナウイルスワクチンの特許の一時放棄について、欧州連合(EU)、インド、南アフリカ、米国が合意したと明らかにし、歓迎の意を示した。
同氏は、これら4カ国・地域が妥結内容をすべて詰め切れたわけではなく、それぞれの国内調整も進めている最中だとした上で、協議をすぐにでもWTOの全加盟164カ国・地域で開始する必要があると強調した。
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